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2003年6月26日

 スイスインター、路線再編で機材1/3削減
 日本路線は維持か、3000人の人員削減も

 スイス・インターナショナル・エアラインズ(SWR)が新たな経営再建案を発表した。保有機材を1/3削減、それに伴う路線再編を行う。その他、サービスの見直しや3000人規模の人員削減などを盛り込んでおり、年間16億スイスフラン(約1570億円)のコスト削減を目指す。
 同社は、経営破たんしたスイスエアーを引き継ぎ、2002年4月から運航をスタート。スイスらしい高品質なサービス提供を経営方針に掲げ、旧スイスエアーのサービスを踏襲した。しかし欧州での格安航空会社との競争激化や世界経済停滞、さらに今年に入りイラク戦争やSARSの影響で、需要が減少。その一方で、コスト増が生じていた。同社の今年度第1四半期は純損失2億スイスフラン(約180億円)で赤字となり、抜本的な経営再建を必要としていた。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★スイスインター、路線再編で機材1/3削減
 日本路線は維持か、3000人の人員削減も
★ANA、7月11日以降は中国線を全面運航へ
 北京/大連線復活、アジア7月は前年比8割
★豪州政府がリカバリー特別予算を追加計上
 ATC、日本マーケットへは約3億円を配分
★今次業法改正、法律事項中心に方向性固まる
 検討懇談会が中間まとめ、省令・約款は検討継続
<旅行関連>
★米国横断バスクルーズ発売、初の大手6社共同企画
★阪急交通社02年度海外旅行取扱人数5%増の73万人
★JATA国際観光会議&旅行博、来年は9月末開催
<航空関連>
★CES、運航スケジュールを一部修正
★DLH、会長にマイヤーフーバー氏就任
 ミュンヘン新空港ターミナルも供用開始
★パリCDG空港に新ターミナル2E完成
<出入国者統計>
★4月日本人フィンランド宿泊数、3%減の4694泊
<デスティネーション>
★トロントでSARSリカバリー、ローリング・ストーンズが公演
★アイルランド政観、南北を一括して観光促進
 シルバー層中心に年間2.6万人の日本人客目標
<ホテル>
★アコー、メルキュールホテル成田オープン
■為替市況(25日)

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(c)航空新聞社 2003

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