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2003年7月25日

 イタリア直行チャーター、今年60本以上に
 ボラーレ航空、間際予約で需要回復傾向に

 イタリアの航空会社「ボラーレ・イタリア航空」が今年日本から合計60本以上のチャーター便を運航する。イラク戦争やSARSの影響で、今年は需要が例年と比べて弱かったものの、ここにきて間際予約が目立ち始め、旅客数は昨年レベルを超える勢いとなっている。
 ボラーレ・イタリア航空は、ボラーレ・グループに属する航空会社で、同グループの傘下には昨年まで日本発のイタリア直行チャーターを運航していたエアー・ヨーロッパがある。グループの方針で今年から日本へのチャーター便に関しては、ボラーレ・イタリア航空が担当。同社とエアー・ヨーロッパは兄弟会社の位置づけとなる。ボラーレ・グループは、イタリアのアウトバウンド需要のためのカリブ海やインド洋への定期便・チャーター便をはじめ、欧州域内やイタリア国内での定期便を運航。最近では「ボラーレ・ウェブ」のブランドで格安航空事業にも参入している。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★イタリア直行チャーター、今年60本以上に
 ボラーレ航空、間際予約で需要回復傾向に
★ワールド航空、メコン河クルーズを初商品化
 自社建造船を使用、他社催行も検討
<旅行関連>
★JTB熟年旅行センター、「旅彩彩」で下期390%増の集客を
★HIS6月実績、海外旅行34%減、9月から前年比プラス予想
★東急観光6月実績、海外54.9%減も5月で底打ち
★北海道、6月の来訪者5.9%増と2ヶ月ぶり増加
<航空関連>
★JAL System Cardを名乗る団体が悪徳商法
★スカイネット、熊本線で事業計画変更認可受理
★JALグループ、下期のJAL悟空を申請
★関西経済界、NWAへ関空一シアトル再開を要望
<出入国者統計>
★4月日本人欧州宿泊数、前年比3割減
<デスティネーション>
★タリス ベルギー国内連絡乗車券の販売開始
★夏休みシーズンに合わせタリスが減便
★AVEとタルゴ200の子ども料金が12歳までに
★アルテシアが90日前から予約可能に
<ホテル>
★マリオット、サクラワ・ミリでリゾート運営
■為替市況(24日)

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(c)航空新聞社 2003

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