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2003年7月29日

 ネット販売のシェア倍増へシステム投資積極化
 小島阪急交通社社長、ローコスト高収益実現を

 阪急交通社の小島弘社長は7月28日、就任会見を行い、「当社の旅行事業は(業界内で)4位の取扱規模。アッパーミドルとして、JTBに追いつくことを目指すのではなく、量より質を求め、価格競争から価値競争へと転換することで、高収益企業として3位に近づきたい」と述べ、収益性向上に傾注する考えを示した。
 とくに、同社の2本柱である旅行事業と国際輸送事業は、ともに、「将来展望が明るいとされる産業だが、個別企業は大変な競争環境にあり、数少ない優良企業と、市場からの退場もあり得る企業とに峻別されつつある」と状況を分析。同社としては、今年度からスタートした中期3カ年計画に則り、高収益高品質を目指したブランド戦略を進める一方、インターネット販売の積極化による効率化やコスト削減にも取り組み、ローコスト・高収益体制を目指す方針だ。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★ネット販売のシェア倍増へシステム投資積極化
 小島阪急交通社社長、ローコスト高収益実現を
<旅行関連>
★2003年海外旅行者数、1300〜1350万人を予測
 JTM、前年より300万人以上減少、94年レベルに
★大阪発ホリデイ下期海外ウェディング発売開始
<航空関連>
★CPA「ウェルカム香港」に200万HKドルの航空券
★JALグループ、携帯電話でチェックイン開始
★ANA、羽田─札幌などに特割7、割引率高めに
★JAL、有坂氏とワイン・コンサルティング契約
★JALUX、9月ウイーンに欧州2店目の新店舗開設
<出入国者統計>
★5月訪比日本人数、33%減の1万7610人
★5月日本人フィンランド宿泊数、4%減の7072泊
<デスティネーション>
★山東省観光説明会開催、SARS沈静後初の観光代表団来日
★LAにメトロ新路線開通、パサディナにアクセス
★DFSギャラリア・ワイキキ、夏休み子供企画
<ホテル>
★マウナラニベイ、業界向けモニター宿泊料金
★スターウッド、韓国・台湾にセールス網を拡大
<組織・人事>
★ドバイ政観業務をマーケティング・ガーデン引継
★HISが情報システム本部設置、本部長に五町氏
●訃報 阪急交通社・伊木潤二郎元専務取締役
■為替市況(28日)

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(c)航空新聞社 2003

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