日刊旅行通信

2003年8月22日

　6割が「海外旅行に行きたいが金銭に余裕ない」
　インフォシーク調査、SARS・テロより不況

　インターネット総合ポータルサイトのインフォシーク（ http://www.infoseek.co.jp/ ）はこのほど、20～59歳の男女868人に対して海外旅行についてのアンケートを実施した結果、今後海外旅行に行きたい人は6割以上に上るものの、そのうちの6割が20万円以内の旅行を希望し、9割が価格で目的地を決めることが明らかになった。また、旅行に行きたくないとする4割のうち、その6割が理由に「金銭的に余裕がない」ことを上げ、残りの4割が「外国の治安や衛生状態に不安」と回答、重症急性呼吸器症候群（SARS）やテロの不安よりも、景気低迷による長引く不況が海外旅行需要に最も影響していることを裏付けた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★6割が「海外旅行に行きたいが金銭に余裕ない」
　インフォシーク調査、SARS・テロより不況
★2003年後半の日本人海外旅行者810万人と予測
　マスターカードとPATA、下期はゆっくりと回復
★日中航空協議受け、日本企業の輸送力配分決定
　旅客はJAL/ANA35単位、貨物はANA多めに
＜旅行関連＞
★JR西日本、訪日客誘致へ9月に上海事務所開設
　4名体制で発足、団体観光ツアーも11月発売へ
★大満喫の香港3日間ツアー、3万9800円から発売
　クラブ21、10月までの期間限定で300名集客を
★JALで行くスペイン・イタリアサッカー観戦
　近ツー、ホリデイスペシャル（成田発）で発売
★HIS、人工透析が受けられるハワイの旅を発売
＜航空関連＞
★QFA、02-03年度は純利益計上
　前半絶好調で後半の損失をカバー
　Cクラスに新シート「スカイベッド」今秋導入
★フィンランド、ロシアに関空プロモーション団
　太田知事団長に一般旅行団100名も同行　
★JAL・JASが「薫る九州 2003」キャンペーン実施
★「屋久島チャーター」好評で9月に追加設定
　RAC/リウボウ旅行サービス
★全日空エンタプライズを9月2日に正式に解散
＜出入国者統計＞
★上半期日本人クロアチア宿泊数4％減
★上半期日本人エストニア宿泊数20％減
★7月沖縄入域観光客数、13.8％増の45万人
＜デスティネーション＞
★ドイツ観光局、見本市入門セミナーを開催
★ネパール、ビザ料金一部無料に
★2月サイパンでビーチバレーフェスティバル開催
＜ホテル＞
★マリオット、海南島に中国初リゾート
★スターウッドエクスポ 2003、9月第1週に開催
■為替市況（21日）

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