日刊旅行通信

2003年9月30日

　国際航空運賃の請求書などをオンライン化
　IATA-Japan、10月より「BSP link」を日本導入

　IATA-Japan（国際航空運送協会）が来る10月1日より、航空運賃決済システムのBSPで、請求書や請求明細書などの一連のデータをオンライン上で処理する「BSP link」を日本でも導入することが、このほどわかった。
　これまで、航空会社とIATA旅客代理店との間の運賃精算は、毎月2回、第一勧銀情報システム（DKIS）を通じて、紙による請求書および請求明細書が郵送または宅配で送付されていたが、今後は、これがBSP linkによってオンライン上でPDFファイルをダウンロードする形となる。また、発券・報告済みデータ類が、オンライン上で検索できるようになるほか、来年6月までにはリファンド申請書（RAN：Refund Application Notice）のやりとりなどもオンライン化する。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★国際航空運賃の請求書などをオンライン化
　IATA-Japan、10月より「BSP link」を日本導入
★JAL・ANA、中国航空会社と提携促進へ
　JALは海南と乗継ぎ、東方・南方とコードシェア
　ANA、乗り継ぎで中国国際、上海航空と提携
＜旅行関連＞
★HIS9月見通し、取扱人数が9割以上回復へ
★近ツー介護事業所、年明けに周辺3カ所程度に展開拡大
★HIS、デジタルTV向け「Tナビ」で特選旅行情報提供
★米国の非MRP旅券の査免、来年10月26日以降に延期
★ジェイアイ「治療・救援費用」無制限型発売へ
★東急観光8月実績海旅4割減、国内プラスに
＜航空関連＞
★CAL、台湾料理名店監修の機内食メニュー登場
★AFR、Cクラスは最新のフラット型シートに
★ANA、高島屋・大丸デパ地下で10万円分の買い物も
＜出入国者統計＞
★マリアナの8月日本人渡航者数、3％減に
★ニューカレドニア、7月の訪問者数14％増に
＜デスティネーション＞
★九寨溝黄竜空港開港、世界遺産へのアクセス便利に
★西安空港の新ターミナルがオープン
＜ホテル＞
★サイパンワールドリゾートが日本事務所開設
■為替市況（29日）

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