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2003年10月10日

8月アジア太平洋地域への日本人渡航者 　ハワイなど太平洋リゾートの回復が順調 　前年同月比23.0％減の128万5000人となった、2003年8月の出国日本人数（国際観光振興会による推計値）。日本人の主要渡航先であるアジア地域への旅行を依然避ける傾向が垣間見られるが、月別では、実数・伸び率とともに、5月＝55.1％減の56万7832人を底に、月を追う毎に上昇している。ただし、日本以外の国の海外旅行者は、例えば韓国は7月に、台湾は8月に既に前年同月を上回っているのに対して、日本人の出航状況は回復のペースが遅れている。要因は、“慎重”な日本人の心理に、低迷が続く景気状況などが複合していると見られる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞ ★8月アジア太平洋地域への日本人渡航者 　ハワイなど太平洋リゾートの回復が順調 ★名鉄観光中間決算、営業赤字5.7億円 　海旅純収入42％減、団体営業で通期黒字目標 ★JAL協賛で日本人の参加者が10倍以上に増加 　センチュリーライド、ハワイ観光促進へ寄与も ＜旅行関連＞ ★ルックJTBも回復顕著、オセアニアやハワイ等好調 ★びゅうワールド、「再旅キャンペーン」展開 ★JAL、ANAともスキーキャンペーン開始 ＜航空関連＞ ★中村敦夫議員ら159名が静岡空港反対で署名 ★林副大臣、成田空港は北側延伸より南側の延伸が基本 ★エア・ドゥ、旅行会社向けableで予約・発券操作ナビ作成 ★日本・UAE、エミレーツ航空の増便へ輸送力増強を協議 ★アマデウス、IBMと業務提携で競争力強化図る ＜出入国者統計＞ ★9月日本人パラオ訪問者数、0.8％増の2504人 ★上半期日本人チェコ宿泊数、23％減の7.9万泊 ＜デスティネーション＞ ★全ロシア旅行業協会、観光誘致キャンペーン展開 ★スペイン新幹線AVE、マドリッド｜レリダ開通 ＜ホテル＞ ★フォーシーズンズ、リスボンに新スパ施設 ■為替市況（9日）

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(c)航空新聞社 2003

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