日刊旅行通信

2003年10月14日

　カタール航空、2004年夏期に関空乗り入れへ
　週4便で、日本企業とのコードシェアも可能

　日本とカタールの航空当局間協議が8、9日ドーハで開催され、カタール航空が2004年夏期から関西空港へ乗り入れることが決まった。今回の交渉で両国とも双方中型機材を使用して週4便の輸送力が認められており、これを受けてカタール航空が輸送力を上限まで使用して週4便で就航する予定。同社の日本就航は初めて。湾岸4カ国では既にエミレーツ航空が関西─ドバイ線に就航しているが、旺盛な観光需要に支えられる形で同路線は好調に推移しており、カタール航空も中東人気に乗って日本で積極的な集客を図っていくものと見られる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★上海・廈門・海南3航空会社が年度内に乗り入れ
　関空平野副社長、中国路線網は成田以上に
★カタール航空、2004年夏期に関空乗り入れへ
　週4便で、日本企業とのコードシェアも可能
★アルキカタ・ドット・コムがIATA代理店に
　第1種旅行業も取得、旅行業務を拡大へ
＜旅行関連＞
★ハッピーワールドが世一観光の営業継承
　グループ内の旅行事業強化、全社員移籍
★JTB、アジアのサイトで国内宿泊施設の予約開始
★航空連合も訪日外国人誘致へ積極的な提言
★9月の来道者数、冷夏で2.8％減、2ヶ月連続減少
＜航空関連＞
★米系大手、相次ぐハブ空港見直しの動き
★欧州系3社9月実績、FINのアジア路線旅客輸送量が1.5倍に
★エアドゥ9月実績、羽田─札幌線76.8％と好調続く
★CAL、マイレージ最上級会員「パラゴン会員」新設
★成田でバイオメトリックスのeチェックイン実験
＜出入国者統計＞
★9月日本人トルコ訪問者数、15％減の9938人
★8月日本人フィリピン訪問者数、19％減の3万人
＜デスティネーション＞
★クロアチア観光大臣来日、高品質のツーリズムを創造
★モナコ政観総局長来日、最新情報をプレゼン
★スペイン政観、日本語パンフで新たに3方面追加
＜ホテル＞
★ケルンのドム・メリディアン、改装作業が完了
★ラッフルズ、ブラジルのホテルチェーンと提携
■為替市況（10日）

back to 旅行通信 INDEX