日刊旅行通信

2004年3月18日

　新旅行災害補償制度など業法改正の対応に重点
　全旅協、理事会で16年度事業計画案を承認

　全国旅行業協会は3月17日、第125回理事会を開催し、平成16年度事業計画案を承認した。それによると、16年度事業では、2005年4月の旅行業法・旅行業約款改正への取り組みに重点を置き、企画旅行の特別補償・旅程保証に対応した新たな旅行災害補償制度を検討していく方針だ。また、旅行業法改正にともなう第3種旅行業者の企画旅行の旅程管理業務に対応するため、16年度の旅程管理指定研修は、12月上旬の3日間、全国10会場で約1500人と、従来より対象人数を拡大して実施する。さらに、旅行業法改正を踏まえた弁済業務保証制度の見直しを検討、改正旅行業法・旅行業約款の会員への周知・徹底も図っていく。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JAL荒井常務、中国線のビジネス需要拡大
　中国航空会社とFFP、国内コードシェア視野に
★新旅行災害補償制度など業法改正の対応に重点
　全旅協、理事会で16年度事業計画案を承認
★TCSA、2004年度は研修事業の抜本的改革へ
　受講料全面値下げ、量より質の見直しを
＜旅行関連＞
★韓国ハネムーナー誘致へ、沖縄の認知度向上を
　ビーチリゾート人気で潜在需要高く、仕入面も改善を
★札幌地裁、羊蹄山ツアーの添乗員に有罪判決
★ホリデイのGW予約、前年比189％で滑り出す
　近ツー、リゾートでゆっくり過ごすプラン人気
★HISのGW予約動向、スローペースだが2割増
　人気渡航先、ハワイ、グアム、NY、バリ
★エースJTB、熟年向けセミナー旅行を新設
＜航空関連＞
★JAL、6月からアラスカチャーター13本運航
　アラスカン・バケーションズも8本計画
★AZA、夏期スケジュールで欧州路線など増強
★成田空港、23日開催の創立総会まで取締役候補者公表せず
★JALS、ユーロ円建転換社債を800～1000億円発行
★自民党の中部国際空港建設推進議員協議会が開催
★新潟、広島など9空港の駐車場料金値下げ
＜出入国統計＞
★1月日本人ニューカレ訪問者、18％減の2021人
＜デスティネーション＞
★四川省観光説明会開催、西南部観光開発へ
　観光インフラ整備強化、九黄空港直行便も増便
★映画「ブラザーベア」で自然の魅力をアピール
　シアトル・ワシントン州、セミナー開催
★LAトラベル・アカデミー25期は6月6日～
＜ホテル＞
★アウトリガーグアム、4月よりレストラン新装
＜組織・人事＞
★阪急交通社　人事異動（4月1日付）
■為替市況（17日）

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