日刊旅行通信

2004年6月30日

　入院・通院見舞金　国内旅行を海外の半額に
　特別補償の骨格固まる、中抜きの免責を容認

　改正旅行業法の成立を受けた約款改正で、目玉となる特別補償制度の見直しの方向性がほぼ固まった。まず、制度の“拡充”の部分では、現行の「入院見舞金」を倍額、「通院見舞金」を新設することは既報の通りだが、両見舞金ともに、国内旅行での補償金額を海外旅行の半額に抑える方針を決めた。一方、“免責”範囲の一部拡大では、旅行業界から要望の挙がっていた一切の旅行サービスを手配していない日、いわゆる中抜きツアーの中抜き部分の免責化について、消費者に明確な説明をした場合に限り、免責を認める方向性を決めた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★入院・通院見舞金　国内旅行を海外の半額に
　特別補償の骨格固まる、中抜きの免責を容認
★スター新塗装機披露、中部空港をスターのハブに
　ANA大橋社長、B7E7正式契約は1ヶ月ぐらいで
★ATSB、UALの融資保証修正案を再び拒否、自力再建目指す
★新旅行振興課長の村野氏が明日着任、在米国大使館に4年、海外経験豊富
★中国四川省でバス事故、アルパイン・ツアー
＜旅行関連＞
★外国人観光客の統計情報整備へ、研究会発足
　国土交通政策研究所、9月半ば目途に報告書
★外務省、退避勧告に「渡航は延期して下さい」を追加強調
★JATA、2004年度の正副委員長が決定
　外国人旅行委員長に太田氏、業務改善委員長に小島氏
★日本旅行5月実績、海外旅行が倍増
★近ツー景況感調査、海外旅行大きくプラスに
★「一休.com」のプライムリンクが社名を一休に
＜航空関連＞
★アリタリア経営再建で今年は「再出発の年」に
★ANZ、長距離線用新プロダクトを来年以降導入
★国交省、シベリア航空に経営許可
★NWA、7月限定の特別運賃設定、3日前購入が条件で2.9万円～
★CAL、7月2日出発分より運賃値上げ
★ANAと楽天提携開始で記念キャンペーン
★日本空港ビル、販売管理業務の専門子会社設立
＜デスティネーション＞
★オアフ観光局、キャンペーンガール？にゴリエちゃん
★サイパン地球人村、「夏まつり」を開催
★ポルトガル・オビドスでチョコレートフェスタ
＜ホテル＞
★第一ホテルサイパン、夏の子供向けプログラム
＜組織・人事＞
★エアーニッポン取締役に渋田氏、大保、宗、岡田氏
★JALホテルズ、取締役に山崎公氏を新任
★日本空港ビル、新任役員と担当業務
■為替市況（29日）

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