日刊旅行通信

2004年7月15日

　JALグループ国際旅客数02年度比93.8％に
　夏休み予約状況、ANAは105%まで回復

　航空各社は14日、夏休み期間（7月16日～8月15日）の予約状況をまとめたが、それによると特にSARSの影響で回復が遅れていた国際線についてはJALグループは前年比99.7%、2002年度対比では93.8%、ANAグループは前年比112.1%、02年度比では105%以上となり、トータルとして完全回復とまではいかないが、国際線需要は回復の足どりがより確かなものになった。また、国内線は各社ともキャパシティを絞っているためか、前年比で予約数は減少しているところもあるが、供給を減らしたことを考慮すれば予約数は堅調に推移している。

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＜トップニュース＞
★JALグループ国際旅客数02年度比93.8％に
　夏休み予約状況、ANAは105%まで回復
　SKY、提供座席数は1.2倍も予約数58.1％に
　ADOは予約数が二ケタ増、予約率62.2％
★OMCカード、米法人解散し日本旅行に業務委託
　9月に旅行事業を日旅合弁会社に営業譲渡で
★岩崎航空局長、交通審4案ベースに伊丹空港軽減策を検討
「全て採用するか、どれを採用するかは未定」
★2002年並み102万人を予測
　関西空港夏季繁忙期の旅客数予測
＜旅行関連＞
★大連市の観光博LTEに出展、4省1市拡大前にPR
　北海道観光連盟、11月の台北、来3月の広州も
★日旅、ハワイ子連れツアー発売
★JCB、香港でAEON／JCBトラベルカード発行
　シェア拡大と訪日インバウンド促進図る
★主要駅・空港からの二次交通アクセス情報提供
　「東北ネクストごーごーNET」東北6県で開設
＜航空関連＞
★関空6月実績、航空旅客数国際線は204％
★関空連絡橋、通行料引下げで通行台数が増加
★ANA、転換社債の残存額を繰上償還
★広州新白雲空港、8月5日正式開港へ
★COA、全米の空港ラウンジでWi-Fiサービス提供
＜出入国者統計＞
★5月日本人豪州訪問者数、75％増の5万1700人
★4月日本人オーストリア訪問者、6割増の1.6万人
＜デスティネーション＞
★日本のプレミアム・アウトレットでLA旅行の懸賞実施
★マウイにラハイナ郷土文化博物館がオープン
★新アデレード空港、2005年オープン予定
＜ホテル＞
★スターウッド、プーケットにフォーポインツ来年開業
　北京にウエスティン、アモイにシェラトン開業
■為替市況（14日）

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