日刊旅行通信

2004年8月2日

　民間組織の観光地づくり支援へ、来年度3億円要求
　国交省、都道府県知事認可の通訳ガイド創設へ

　国土交通省は、「外客誘致法」の抜本改正法案を次期通常国会に提出し、外客受入体制整備に本格着手するほか、この一環で、民間主体の観光地づくりを予算面で支援すべく、来年度予算の概算要求で3億円を要求する方針を固めた。また、新たに、都道府県知事認可による地域・テーマ限定の通訳ガイド制度を創設する方針も固めた。一方で、公共交通機関による外国語標記の整備促進では、一部報道されたような外客誘致法での義務付けは行わない方針を明示、地域の実情に応じて、自治体と交通事業者による自主的な取組を促す方策を導入する考えを示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★民間組織の観光地づくり支援へ、来年度3億円要求
　国交省、都道府県知事認可の通訳ガイド創設へ
　外客誘致法の改正法案、次期通常国会に提出へ
　公共交通機関の外国語標記、義務付け「ない」
★第1四半期決算 JAL赤字470億円、ANA黒字24億円
　JAL増収も燃油費高騰で予測より赤字100億円増
　ANA、当初予測より80億円程度の「上ブレ」
★黒野社長「混雑時間帯の容量拡大」必要性指摘
　6月は1日あたり発着回数が「過去最高」に
★成田空港、国内線着陸料を一部引き下げ
　着陸料割引率1／3から1／2へ、ハブ機能強化へ
＜旅行関連＞
★ジャルパック、AVA「おまかせ！初ハワイ」発売
★東急観光5月実績、総取扱額10.8％増の166億円
★HIS、「サマーフェスタ2004」2日から開催
★日本旅行、バリ伝統芸能体験ツアーを発売
★日本旅行、10年ぶりに中途採用者を募集
★インフィニ、MASのブッキングエンジン稼動
★インフィニ、BAWのE－チケットが利用可能に
★海外・旅の専門店連合会、連続セミナー開催
＜航空関連＞
★成田6月旅客数は6月期で過去最高
★スカイマーク、ゼロとの合併契約書を締結
★COA、グアム－ロタ路線に新機材を導入
★CPA、機内パーソナルTVでオリンピック放映
★全日空が中日本エア用にDHC8－400型2機を追加発注
★名古屋地裁で日航機長に無罪判決　　
＜デスティネーション＞
★スカンジナビア政観、業務視察セミナーを開催
＜ホテル＞
★ヒルトン、バケーションプログラムを実施
■為替市況（30日）

back to 日刊旅行通信 INDEX