日刊旅行通信

2004年8月5日

　中国からの訪日修学旅行、9月1日からビザ免除へ
　海外修旅も横浜市が「試行」、規制緩和進む

　中国からの訪日修学旅行生に対するビザ免除が、9月1日より開始される見通しがこのほど明らかになった。8月4日に開かれた自民党観光特別委員会（二階俊博委員長）の席上、外務省が報告したもので、9月1日からのビザ免除に向けて、中国政府との最終調整が進められている。一方、日本からの海外修学旅行でも、横浜市が2004年度より「試行」での取扱いを開始したほか、茨城・栃木・埼玉の3県も、海外修学旅行の解禁を前向きに検討する姿勢を示しており、修学旅行の双方向の拡大へ、各方面の規制緩和が進む見通しだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★中国からの訪日修学旅行、9月1日からビザ免除へ
　海外修旅も横浜市が「試行」、規制緩和進む
　海外修旅、未解禁は茨城・栃木・埼玉のみに
　海外修旅の費用低廉化へ、業界横断の検討会を
★世界青少年交流協会に警視庁が家宅捜索
　海外交流派遣事業に不正疑惑
★ジャンボ機禁止で1便あたり1～3割の座数減少
　伊丹空港、YS代替枠は1便あたり200席減も
　関西圏のネットワーク縮小の可能性も
＜旅行関連＞
★電通選定上半期の話題商品、1位はアテネ五輪
　「高品質」「ゆとり」の上昇志向が特徴　
＜航空関連＞
★岩村次官、11市協と航空会社の理解求めたい
　「利用者利便と騒音問題とのバランスを」
★ANZ、みさきゆうさんをイメージキャラクターに
★羽田第二タミ拡張で国際線スポット移設も
　国際線の3万回、PTB大きさ検討で運用検証必要に
★フィリピン・ペルーにも前売り悟空を設定
　JAL-G、下期のエコノミークラス割引運賃申請
★JAL、エコノミーセイバー・プラスを新設
★成田空港、A滑走路北端の舗装を補修
★名古屋空港ビル1社が「指定管理者」に申請
★FIN、リトアニア路線を増便
★AAL、発売前のレイ・チャールズ新曲を機内で
＜出入国者統計＞
★第1四半期訪英日本人数、26.9％増の8万5000人
★5月訪米日本人数、65％増の29.5万人
＜デスティネーション＞
★アユタヤナイト開催、「タイ一村一品」も紹介
★ターシツアーズ、マニャガハ島で夏キャンペーン
＜ホテル＞
★豪ボヤージズ社、ロンギチュード131を再開業
　野火のダメージから再建、日本で説明会実施
★フォーシーズンズ、ワークショップを開催
　世界各地でホテルを新規オープン予定
■為替市況（4日）

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