日刊旅行通信

2004年8月9日

　阪急交通社が不正社員懲戒解雇、役員減給処分
　個人情報流出、今後ISO取得や社員教育で再発防止

　阪急交通社は8月6日、6月に公表した個人情報流出事件について、端末機の使用者である社員が不正に情報を持ち出し、名簿業者にデータを売却したこと発表した。このため、同社は同社員を懲戒解雇にするとともに、法的措置も検討する。また、役員の月額報酬を3カ月間、小島社長と代表取締役専務の2名を10％、常務取締役、常務取締役旅行事業本部長、取締役営業統括本部長、執行役員東日本営業本部長の3名を20％カットする。さらに、同社員の監督職は謹慎および減給する。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★阪急交通社が不正社員懲戒解雇、役員減給処分
　個人情報流出、今後ISO取得や社員教育で再発防止
★中国人修学旅行生、9月1日より訪日ビザ免除
　外務省が正式発表、4省1市拡大は9月15日から
★羽田枠配分、新規航空会社へ配分は15～21便メド
　大手から約40便回収、1日3便以下は回収対象外
＜旅行関連＞
★主要50社6月海外旅行、SARS反動で8割増
　02年比9％増とプラス転化、国内旅行はマイナス
★損保ジャパン、ネット海外旅行保険50万人突破
　発売2年間で利用者の4人に1人がリピーターに
★ホリデイ大阪発下期43％増の6万300人目標
★HIS、オリジナルウェディング小冊子を作成
＜航空関連＞
★関空、連絡橋だけでなく高速道含め負担軽減検討を
航空局長、羽田容量拡大で誘導路整備費用計上も検討
★ANA、操縦室への立入りで処分措置を発表
　大橋社長1ヶ月20%減報、機長は減給・乗務停止に
★SKY7月羽田－熊本利用率50.8％、宮崎線66.8％に
＜出入国者統計＞
★上半期日本人ニューカレ訪問者、4％増の1万2848人
★上半期のジャマイカ訪問者数29％増と好調
＜デスティネーション＞
★シンガポール・ポストカード・キャンペーン
★オアフ観光局、ウエディング・イベントを開催
★NZ政観、トラベル・ワークショップを開催
　9月28日－10月1日、東京・名古屋・大阪で
★実際のセビリアの街を舞台に「カルメン」上演
　第1回セビリア国際音楽祭、9月2日から開催
＜ホテル＞
★ドイツ国内のハイアットで無料アップグレード
★「チサンホテル博多」3日リニューアルオープン
　ソラーレ、大改装計画の第一弾、新サイトも
■為替市況（6日）

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