日刊旅行通信

2004年8月24日

　温泉表示問題で旅館・ホテル7000軒を調査
　国交省、正しい情報提供でJATA・ANTAに通達

　温泉に関する不当表示問題が深刻化していることを重くみて、国土交通省観光部門は8月23日、全国の計約7000軒の旅館・ホテルを対象に、温泉表示に関する調査に乗り出した。9月10日までに調査票を回収、実態把握に努める。また、日本旅行業協会（JATA）、全国旅行業協会（ANTA）に対して通達を発出し、温泉について事実と異なる表示がされていることが判明した場合には、パンフレット等に記載している温泉表示を訂正するなど、旅行者に対して正確な情報提供をするよう会員各社への指示を要請した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★温泉表示問題で旅館・ホテル7000軒を調査
　国交省、正しい情報提供でJATA・ANTAに通達
★キュナード日本地区GSAにクルーズバケーション
　プリンセスクルーズに本社統合、予約システムも
　木島氏「販売チャネル活かし需要掘り起こし」
　日本語パンフレット整備、広告宣伝も積極化
＜旅行関連＞
★10月から多言語対応サポートセンター立ち上げ
　JTB、通訳・翻訳などを観光事業や地方自治体に
★「チーム小出」で走るJALホノルルマラソンツアー
　近ツー、小出監督と練習、檄もらって出発
＜航空関連＞
★スカイネットアジアの事業再構築計画認定
　航空局、42億円出資で新規路線開設を推進へ
★名古屋空港、ターミナル1階から搭乗できる形へ
　小型機はビル正面に駐機、
★東京－能登線の目標搭乗率達成
　ANK、協力金支払で石川県に報告
★米国預託証券の預託を一本化
　日航、海外の投資家把握等で
＜出入国者統計＞
★7月訪韓日本人女性客2.2倍増、02年も上回る
　30代女性が好調、「冬ソナ」ブームの効果絶大
★6月日本人豪州訪問者数、5割増も02年比8％減
　上半期は21％増、02年比も微増ながらプラス
★6月日本人フィンランド宿泊者数5.8％増
　上半期は6.5％増、02年比1％減に
＜ホテル＞
★シャングリ・ラ、ザマリーナケアンズをオープン
　全面改装が来年1月完了、ケアンズ代表するホテルに
＜組織・人事＞
★ハウステンボス、東京支社を汐留に移転
■為替市況（23日）

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