日刊旅行通信

2004年9月17日

　岩村次官「入管法改正決定とは承知していない」
　台湾ビザ免除は検討中、外務・法務も承知せず

　台湾からの訪日ビザ免除実現へ、次期通常国会に入管法改正法案が提出されると一部報道されたが、外務省、法務省はいずれも「承知していない」として、事実上否定したほか、国土交通省の岩村敬事務次官も16日の会見で、「入管法を改正するところまで決定されたとは承知していない」とコメントした。ただ、岩村次官は、「台湾からの訪日客をビザ免除するかどうかは、今、各省でも色々議論をしているところで、総合的な判断がいるかと思う」と述べ、検討課題として挙がっていることは認めた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JAL、冬期から成田－チューリッヒ線を運休
　経費削減で欧州線見直しへ、コードシェア拡大
　JALウェイズ路線拡大で客室訓練所オープン
★岩村次官「入管法改正決定とは承知していない」
　台湾ビザ免除は検討中、外務・法務も承知せず
★市場ニーズに対応、当面6000台の展開目標
　インフィニ、次世代システム「INFINI LINX」発表
＜旅行関連＞
★観光タクシー組込のツアー、より設定しやすく
　主催旅行のタクシー割引、5割以内の幅運賃に
★「JATA旅行博」旅行会社38社が出展
　各社趣向を凝らしたブース、旅行相談・販売を
★JHC、10月から「じゃらんじゃらんアジア」展開
　シティとリゾート各50ホテル対象にキャンペーン
★日旅、地域の魅力“再発見”の宿泊プラン発売
★近ツー、“ゴジラ”プレミア試写会ツアー発売
＜航空関連＞
★ANA、羽田・成田発韓国路線LF80％後半以上に
★廈門航空、11月8日から関西－廈門線を週3便で就航
★大商が関空線復便目指しトルコ航空を訪問
＜出入国者統計＞
★オーストラリアへの渡航者数が過去最高を記録
＜デスティネーション＞
★マカオ政府観光局、大々的に広告活動を展開
　歴史・文化など加え新しいイメージ構築を
★豪州政府観光局、旅行博で様々なイベント開催
★「地球上で一番ハッピーな顔」写真募集
　カリフォルニアディズニーランド50周年記念
★オアフ島でウォルマートとサムズクラブが10月開業
＜ホテル＞
★マンダリン、ミッション来日でレセプション
　リゾートホテル開発強化、東京は05年末オープン
★ソラーレホテルズがキックオフ・ミーティング
＜組織・人事＞
★タイ国際航空、日本総支配人にワラワン氏
■為替市況（16日）

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