日刊旅行通信

2004年9月22日

　米議会、訪米プロモ予算2000万ドル法案審議へ
　TIAノーマンCEO、日本最優先に予算投入へ努力

　TIA（全米旅行産業協会）のウィリアム・ノーマン・プレジデント兼CEOが「See America Week」開催のために来日、9月21日に都内で記者会見した。ノーマンCEOは、米国議会が今秋に海外からの訪米旅行を促進のためのプロモーション追加予算2000万ドルの法案を審議することについて、「昨年の訪米旅行プロモーション予算は当初の5000万ドルが結果的に600万ドルまで削減され、米国にとって最も海外からの訪問者数の多い英国が選ばれた。今回の最優先順位は2番目に訪問者数の多い日本であり、予算が獲得できれば、日本向けの訪米旅行プロモーションに使いたい」との見解を明らかにした。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★米議会、訪米プロモ予算2000万ドル法案審議へ
　TIAノーマンCEO、日本向け予算投入に努力
　US-VISITプログラム、出国検査は最低1年先送り
★タイ国際航空、関空－バンコク深夜便運休へ
　冬期計画、中部開港で名古屋－バンコク毎日運航
★ルフト、名古屋線を中部開港時にデイリー化へ
　中部国際空港、欧州線の拡充へ大きな一歩
＜旅行関連＞
★韓国資本100％の「旅行博士観光バス」誕生
　韓国の旅行会社が福岡に、韓国人客専門に受入
★JNTO特別顧問会議、真の改革へ外部評価充実
　座長の奥田日経連会長、観光の経済効果に期待
★ソウルで「日韓観光・文化の夕べ」開催
　広報大使の木村佳乃さん、洞国交審など出席
★4省1市からの第一陣来日で、24日に歓迎式典
　中国人訪日団体観光、高輪プリンスで盛大に
★観光立国戦略会議、きょう第3回会合を開催
★オーバーシーズトラベルと日本総代理店契約
　エイビスレンタカー、10月1日より
＜航空関連＞
★ANA、11月15日から機内ネットサービス開始へ
　B777-300ERで、まず成田－上海線で“お披露目”
★フィリピン航空が中部空港に乗り入れ決定、関空線増便も
★ANA、携帯電話インターネットサービスを刷新
★北京首都空港に第1旅客ターミナルがオープン
★キャセイ航空、冬季より香港─シドニーを毎日3便体制に拡充
★アジア系2社8月実績、SARS反動と好調レジャー需要でRPK増
★関空、旅客ターミナルビルの案内サイン改善
＜出入国者統計＞
★8月の来道者数、前年同月より約7万9000人減少
★8月の沖縄県入域観光客、1.5％減の52.3万人
＜デスティネーション＞
＜組織・人事＞
★タイ、税関申告書を廃止、入国がより円滑に
★香港政府観光局、旅行博に過去最大規模で出展
＜ホテル＞
★アマデウス、5つのホテルチェーンに機能追加
■為替市況（21日）

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