日刊旅行通信

2004年9月28日

　ドイツ・オランダ河川クルーズ豪華客船を建設
　ニッコウトラベル、ユーロ社と提携し来年4月就航

　ニッコウトラベルはオランダの船会社、ユーロ・シッピング・ホールディング社と業務提携し、河川用の最上級豪華クルーズ客船の建造に着手、来年4月からドイツのドナウ、ライン、モーゼル川、オランダ運河に就航させる。これに伴い、11月から同船を利用したリバークルーズ旅行商品の販売を開始する。
　河川クルーズ船の建設の目的は、同社によると、より高品質な商品を安価に顧客に提供するため。従来の河川クルーズ客船の船室の広さは9～10平方mが中心で、浴室はなくシャワーのみだったが、今回建造する客船は、同社の「高品質の旅」「ゆとりある豊かな旅」のコンセプトに基づき、ヨーロッパでは初めての全室を広さ16平方m、バス・トイレ付のジュニアスイート仕様にグレードアップした。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★ドイツ・オランダ河川クルーズ豪華客船を建設
　ニッコウトラベル、ユーロ社と提携し来年4月就航
　6月と9月に旅行主催、全室ジュニアスイート
★日本ー欧州線運賃、来年1月15日から5％値上げ
　IATA、今後の地区別会議で全方面に波及へ
　JAL、通期の収支見通し達成厳しい状況に
★グアム政観、セミナ＆ワークショップを開催
　9月も好調で年間95万人突破も、団体も好調
＜旅行関連＞
★北側国交相「観光立国実現へ全力で取り組む」
★HIS第1～3四半期連結決算、営業黒字28億円
★HIS8月実績海外旅行25％増、02年並みに
★近ツー8月販売実勢海外6割増、総取扱額26％増
★日本旅行8月実績、海外44％増で総計6.8％増
★木村佳乃さん日韓観光促進へ、イベントや取材通じてPR
★JATA世界旅行博、一般来場者は6万6108人
★JTBのシステム利用でバウチャーの発券可能に
＜航空関連＞
★日本空港ビル、羽田国内線施設使用料を正式発表
★関西・北海道で電子マネーEdyサービスを拡大
★JALグループ7月、国際線旅客数は前年比146.9%
★ANA、今年も赤い羽根特別塗装機を運航
★CPAがメルマガをリニューアル、HTML形式に
★SIA、WEB運賃「クリスペックスWEB」を設定
＜デスティネーション＞
★京幾道観光説明会、05年を「京幾訪問の年」
　ソウルから京幾道へ、点から面の訪韓客拡大を
＜ホテル＞
★4社連合で大手ホテルに対抗、日本市場を強化
　グローバルホテルアライアンスが事業展開
★宿泊予約サイトのベストリザーブがモノリス買収
＜組織・人事＞
★JATA消費者相談室長に下平氏、菅生氏は日通復帰
■為替市況（27日）

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