日刊旅行通信

2004年9月29日

　JATA、「個人情報ガイドライン」暫定版策定
　運送・宿泊・ランドへの顧客情報提供にも「同意」必要に

　個人情報保護法に基づき、来年4月1日より、対象事業者に対する義務規定が施行されるが、旅行手配に不可欠な運送・宿泊機関やランドオペレーター等への個人情報の提供も、第三者提供に当たるとして、旅行会社はあらかじめ本人の『同意』を得なければならなくなることが、このほどわかった。この第三者提供を含め、個人情報の取扱いについて取引条件説明書面（パンフレット等）や旅行申込書、ホームページなどに記載して公表したり、本人の同意を得なければならない事項は数多く、来春施行の改正旅行業法を受けた広告表示の見直しと併せて、パンフレット等の表示は“大改正”が必要となる見通しだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JATA、「個人情報ガイドライン」暫定版策定
　運送・宿泊・ランドへの顧客情報提供にも「同意」必要に
★UAL中部新路線、以遠権使いアジア方面延長を検討
　ANA国内線コードシェアで地方都市乗り入れも拡充
★IATA欧州線値上げ受け、年内に値上げ申請へ
　ANA、原油価格高騰で費用30-40億円加算
★ガルーダ・オーストラリアなど新路線開設へ
　04年冬スケ、中部就航予定便数300便超の公算
＜旅行関連＞
★関西空港2期、観光の推進を強調
　北側国交省大臣、就任の抱負を語る
★通訳案内業のあり方検討で、分科会発足へ
　10月中に集中審議、11月初旬には方向性
★阪急交通社8月実績、海旅好調も国内12％減
★JTB、「"男子禁制の香り"の旅」を販売
　P&G社との共同企画、「香り付き」パンフも作成
＜航空関連＞
★JAL、「GOOD SLEEP SERVICE」を導入
　11月からバンコク・シンガポール発に本格導入
★エア・パラダイス、経営許可を国交省に申請
　12月27日から関空－デンパサール線就航へ
★NWA、ホノルル―アンカレッジ線を季節運航
＜デスティネーション＞
★南ア観光局首脳陣が来日、積極プロモーション
　JTBとツアー造成で協力
★「ドイツ年」親善大使にキャスターの久米宏氏
　若い世代を主要ターゲットに多様な魅力紹介
★NZ観光局、ワークショップを開催
　1都市滞在の「スローな旅」を提案
　ANZはOL層向けプロモーションを強化
＜ホテル＞
★メルキュールホテル銀座東京、10月1日開業
　地下鉄に直結し、利便性をアピール
■為替市況（28日）

back to 日刊旅行通信 INDEX