日刊旅行通信

2004年10月21日

　約款や施行規則などの改正方針固まる
　補償拡充と自己責任、契約関係を明確化

　改正旅行業法の来春施行を受け、その細則を定める施行令、施行規則、約款の改正内容が、このほど固まった。
　特徴的なのは、特別補償や旅程保証による補償内容を大幅に拡充するとともに、旅行者の自己責任や費用負担なども明確化したこと。合理的な範囲を超える過大な要求をしたり、暴行・脅迫など団体行動の規律を乱す旅行者は、旅行業者側が契約を解除できるとする規定も新たに整備する。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★約款や施行規則などの改正方針固まる
　補償拡充と自己責任、契約関係を明確化
★JAL/ANA、国内線運賃の値上げを検討
　JALが公取に打診/ANAも「具体的な対応指示」
＜旅行関連＞
★日米観光WG、地域別サブコミッティ組織化へ
　ハワイは日本ハワイ経済協議会が機能担う
★アラスカクルーズ、今年日本人利用3倍に
　ロイヤル・カリビアン、ショートクルーズも好調
★海外パッケージツアー、欧州・豪州の需要鈍化
　JATA調査、10-11月ハワイ・アジア・中国予約好調
★初の特別展「古代ペルシア展」今日から開催
　クラツー、世界遺産プラザのオープン記念で
★ANTA、滋賀で第2回国内観光活性化フォーラム
　12月7日開催、着地型旅行の具体化と実践めざす
★国内旅行旅程管理研修、3倍増の1775名が申込み
★JTB能力開発、ネットで沖縄旅行地理検定実施
　11月20日試験、「ご当地検定」を主催・協賛
＜航空関連＞
★JAL、中国東方航空と上海線でコードシェア拡大
日本－上海間で週65→85便/「シャトル」感覚に
★COA、第3四半期1600万ドルの純損失、燃油費高騰に懸念
★国内線でリアルタイムでのTV・ラジオ視聴可能に
　ANA、モバイル放送サービスを導入へ
★スカイチーム、9社で初のレセプション開催
★FJI、業界モニター料金で同行友人の利用可能に
＜出入国者統計＞
★9月の日本人台湾訪問者数、48％増で02年並み
＜デスティネーション＞
★テキサス観光使節団来日、新たな魅力を紹介
　ゴルフ、ミュージアム、ビーチ等豊富な観光素材
＜ホテル＞
★ハイアットサイパン、業界関係者向けに特別料金
■為替市況（20日）

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