日刊旅行通信

2004年10月28日

　日本旅行の中国独資法人、12月1日から営業開始
　業界初めての上海進出、スタッフも拡充

　去る2月末に中国上海市に日本旅行が設立した100％出資の独立資本法人「日旅国際旅游公司」が、12月1日から営業を開始することが決まった。ジャルパック、ANAセールス＆ツアーズに次ぐ、旅行会社として3番目の独立資本法人となるが、上海では日本旅行が初めてとなる。
　同社は北京と上海に駐在員事務所を置いているが、北京は従来通り駐在員事務所を置き、上海は新会社に吸収される。上海にはオペレーションスタッフが6～7名いたが、10名程度に拡大される。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★日本旅行の中国独資法人、12月1日から営業開始
　業界初めての上海進出、スタッフも拡充
★利用したい旅行会社1位JTB、2位HIS、3位近ツー
　日能協総研調査 JTBは「一流」、HISは「割安感」
★最も利用は「旅窓」、総合満足度は「ANA」
　ネット総研、国内旅行の23サイト対象に調査
★感染症情報を一元化したポータルサイト開設
　JATA、予防接種手帳や英文診断書の持参を
★将来の「観光文化省」設立も視野に活動展開
　日経連・観光委員会、羽田空港の国際化も
＜旅行関連＞
★近ツー9月販売実績海外47％増、取扱額17％増
　国内主催旅行6割増で国内2カ月連続プラスに
★日旅9月販売実績10.2％増、国内減・海外増
★HIS9月実績海外旅行18.7％増、02年比3％増
　国内旅行24％増と3カ月ぶりに2割以上伸び
★東急観光、海外緊急医療アシスタンスを提供
　EAJと提携し、社内緊急体制の強化も図る
★JNTO、通訳案内業ポルトガル語試験で出題ミス
＜航空関連＞
★インターラインEチケットシステムを今年12月から稼働
　スターA、セルフc/inシステムも来年50空港でスタート
★燃油高騰でJAL、ANAが1月から国内線値上げへ
★新潟空港、支援物資で24時間運用開始
★全日空、日航とも11月新潟便4往復体制に
＜デスティネーション＞
★北スペインの魅力アピール
　カンタブリア州から観光局長が来日
★世界遺産の冊子を制作―中国国家観光局
＜ホテル＞
★チサンイン梅田、30日リニューアルオープン
★一休.com、日光金谷ホテルの「N35号室」を販売
　“世界でたった一室だけのホテル”がコンセプト
＜組織・人事＞
★人事異動―日本旅行（11月1日付）
■為替市況（27日）

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