日刊旅行通信

2004年10月29日

　JTB 中核事業を分社化、06年度から持株会社移行
　マーケット・エリア別に事業再編「改革断行」

　再編を進めるJTBは、来年からJTB本体の中核事業の見直しに着手、2006年度から持株会社制度を導入し、JTB本体をマーケット別、エリア別に分社化する方針を固めた。具体的には今後明らかにされるが、国際旅行事業部は既に設立されたJTBグローバルコミュニケーションズに移行し、海外旅行、国内旅行の中核事業も分社化される見通し。JTBは2004～05年度の2カ年計画で「改革断行」を進め、2006年度からJTB持株会社の元に、マーケット、エリア毎に分かれた事業会社による新体制でスタートする。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JTB 中核事業を分社化、06年度から持株会社移行
　マーケット・エリア別に事業再編「改革断行」
　JTBグローバルコミュニケーションズ設立
　国際旅行事業部を分社、アジアMICE市場進出
★公取委、カラカミ観光に排除勧告発出
　道内6ホテルで納入業者等に宿泊券等の購入強要
★TIAプレジデントにマリオットのダウ氏選出
＜旅行関連＞
★近ツー、移動販売バス「旅したく号」運行開始
　創立50周年で業界初の試み、まず岩手県で運行
★国内旅行は北海道・沖縄など大幅減で25％減
　阪急交通社9月実績、海外旅行は5.4％増
★下期クルーズコンサルタント講習は236名受講
　JTBが68名、クラブツーリズムが28名と多く
★JATA感染症ポータルサイト、今日オープン
＜航空関連＞
★燃料高等で1区間300円、300キロ未満200円
　日本航空、国内運賃値上届出実施は1月11日
★成田も週22回増加、関空は“過去最高”を記録
　成田・関空04年冬季スケジュールを発表
★発着回数15％増で経常利益186億円
　成田会社、減損会計で純利益は15億円に
★旅客数は前年比132％、日本人国際旅客は145％
　成田2004年上半期実績、国際需要の回復顕著
★BAW、旅行会社向け早割りキャンペーン展開中
★全日空、新卒大学生の運航乗務員50名募集
＜デスティネーション＞
★豪政観、「My Style Australia」オープン記念
　丸の内で「オーストラリアンネットカフェ」開催
★バンコクで工芸品の見本市開催
　タイ最大規模の展示会で昨年に続き2回目
＜ホテル＞
★福島・岳温泉の泉屋旅館が民事再生法申請
★全日空ホテル、「翼の王国」連載カクテル販売
＜組織・人事＞
★大庭九州運輸局長が官房審議官に就任
　国交省人事、波多野氏は鉄道・運輸機構理事に
■為替市況（28日）

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