日刊旅行通信

2004年11月26日

　近畿日本ツーリスト、相鉄観光を子会社化へ
　株式の約90％取得、横浜で営業強化に乗り出す

　近畿日本ツーリストが相鉄観光の株式の約90％を取得し、子会社化することが明らかになった。残る約10％は相模鉄道グループが引き続き保有する。これに伴い、相鉄観光は役員体制も改編、2005年1月1日より新体制でスタートを切る。“選択と集中”によるグループ再編を進める相模鉄道と、首都圏で東京に次ぐ旅行市場を有する横浜での営業強化を図りたい近ツーの思惑が一致した。今日11月26日に正式発表される見通しだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★近畿日本ツーリスト、相鉄観光を子会社化へ
　株式の約90％取得、横浜で営業強化に乗り出す
★個人旅行の取込強化へ、旅ポン「Forme」発売
　ジャルパック、Formeデスク新設、まずハワイで
　「お客様カルテ」情報、販売店・デスクが共有
★成田空港1タミ第4サテライトが供用開始、UALが使用
　NAA黒野社長「オープン前倒しは民営化の効果」
★JAL/ANA、名古屋地区の国内線路便計画を発表
　ANAは中部集約、JALは中部・小牧で展開
　JALは中部からの国内線は1日32往復を運航
＜旅行関連＞
★10月の出国日本人数、02年比4.7％増の155万人
　単月で過去最高、1～10月累計は1392万8000人に
　訪日外客数、10月は前年並みの52万8000人
★阪急交通社、新潟県と兵庫県に計130万円寄付
★読売旅行、冬期一時金1.75ヶ月で合意
★ATS、乗馬体験旅行「キャトルドライブ」ツアー発売
★商船三井、新コンセプトのクルーズ商品発売
＜航空関連＞
★ボラーレ・イタリア航空が運航停止に
　日本へのチャーター便には影響なし
★羽田第2旅客ターミナル供用式典で岩崎政務官「わが国の核となる空港に」
★ANA、エアドゥとのコードシェア更に拡充、羽田－函館線も開始、
★JAL、欧州行きに「ユース悟空35」「スーパー前売り悟空」新設
★AFR/KLM04/05年半期業績で純利益8割増、合併効果を強調
★エジプト航空がアクセスのマルチ・ジャパンに参加
★アマデウス、SAAに新世代顧客管理システム提供
★QFA・IBE、Eチケットのインターライン発券可能に
＜デスティネーション＞
★ドイツ・ハノーバー見本市、来年は過去最大規模
★26日より香港ウインター・フェスタがスタート
＜ホテル＞
★モーレア・パールリゾートに「マネア・スパ」オープン
★ローズウッド、アマデウスのダイナミック・アクセス機能追加
■為替市況（25日）

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