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2004年12月2日

 100%ET化でIATA代理店の店舗要件も緩和へ
 運送券類の保管金庫や警備保障システム不要に

  IATA(国際航空運送協会)は、2007年の100%eチケット化を目指しているが、それが実現した暁には、IATA公認代理店の店舗要件が一部緩和される見通しであることが、このほどわかった。100%ET化すれば、当然ながら航空券のデリバリーや保管などが不要になるためで、現在の店舗要件の「保安基準」のうち、運送券類の保管金庫が不要となるほか、警備保障システムの体制を含めた総合的な保安手段も不要となる方向だ。IATA代理店の店舗要件は、全世界共通のレゾリューションに基づき、各国・地域がそれぞれに実際の要件を定める形となっている。従って、今後さらにET化が進んだ段階で、店舗要件に関するレゾ改定が具体的に検討され、それを受けてIATA Japanが店舗要件を改定することとなる。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★100%ET化でIATA代理店の店舗要件も緩和へ
 運送券類の保管金庫や警備保障システム不要に
 IATA、運賃元払い通知のMPD券もET化決定
 日本のET化率は15%、中国、韓国のET化が鍵
★ANTA・JATA、がんばれ!新潟応援隊を派遣
 県知事や新潟観光関係者と意見交換
<旅行関連>
★JTB10月取扱額2.7%減、海旅好調も国内9%減
 海外FITは02年比11%、韓国・グアムなど伸び
★ミクロネシアサブコミッティ組織化を提案
 JATA、JGTC・JMTCなどが機能担う方向で
★HIS、1月末までオーストラリアフェアを開催
★日通旅行、「マインド」春商品を発表
★日旅、中部国際空港開港とJAL新路線記念商品を発売
★楽天トラベル、年末年始の特集ページを開設
★日本旅行、冬期一時金一般社員1.5ヶ月で合意
★グアテマラで旅行者の犯罪被害が増加傾向に
 外務省、11月30日付でスポット情報発出
★アジアのインセンティブ旅行促進へ50名招請
<航空関連>
★スカイネット、羽田−長崎線への就航を発表
 来年7月から1日6往復、三番目の路線に
★JAL、有利子負債圧縮でJALビルを売却
★航空各社、上期国内線のイールドが5.6%改善
★IATA1-9月累計輸送実績、旅客/貨物とも前年上回る
★CPA、香港ジョッキークラブ協力の機内食を提供
★香港ドラゴン航空、高級中国茶を機内でサービス
★エア・カナダ、アマデウスの新機能を追加
★アジア系2社、10月の輸送実績
<デスティネーション>
★ゴルフワールドカップ、来年はポルトガルで開催
★旅行会社を対象にノルウェー・セミナーを開催
★サンフランシスコ観光局、業界向けセミナー開催
<ホテル>
★JALホテルズ、北京市内に新ホテルオープン
★ドバイ、砂漠のリゾートに新たな5つ星ホテルオープン
<組織・人事>
★R&Cツアーズ、COA就航で広島支店を開設
■為替市況(1日)

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