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2004年12月7日
国交省、外航5社の燃油サーチャージ認可
片道8〜25ドル、1月1日以降から徴収開始
国土交通省は12月6日、海外航空各社が申請していた日本発国際線の燃油サーチャージを認可した。認可されたのは、アメリカン航空(AAL)、ノースウエスト航空(NWA)、ルフトハンザドイツ航空(DLH)、コンチネンタル航空(COA)、コンチネンタル・ミクロネシア航空の5社。
認可されたサーチャージ額は、各社毎、路線毎に異なるが、今後、マッチングによって額が変更となる可能性があると国交省では説明している。いずれも1区間(片道)で、AALは米本土20ドル、NWAは米本土25ドル、ハワイ20ドル、シンガポール・バンコク14ドル、中国・台湾・香港・フィリピン・グアム・サイパン10ドル、韓国8ドル、COAおよびコンチネンタル・ミクロネシア航空は米本土・ハワイ25ドル、ミクロネシア15ドル、DLHはヨーロッパ線17ドル。
また、例えば北米線の場合、米国内線ではサーチャージの徴収が認められていないため、ロサンゼルス経由ニューヨーク行きといった場合でも、サーチャージ額は1区間分で済む方向のようだが、欧州域内では短距離線でもサーチャージが徴収されているため、経由便の場合の取扱いについては確認が必要だ。
今回、認可されたのは外航5社だが、国交省が国際線でもサーチャージを認めるとする方針転換を行ったことで、今後、他の外航各社はもとより、JAL、ANAをはじめ国際線を運航する各社も今後サーチャージを申請するのは確実と言える。現在、既に外航数社から申請が出されている。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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片道8〜25ドル、1月1日以降から徴収開始
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