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2004年12月8日
燃油サーチャージ、発売済ツアー値上げ困難か
最大往復50ドルの負担大きく、未だ結論出ず
来年1月1日以降から国際線でも燃油サーチャージが徴収されることは既報の通りだが、既に発売済みのツアー代金の取扱いや、顧客への周知・徴収方法について事務レベルの検討が開始された。
まず、旅行業約款第13条の「大幅な増額」に当たるかどうかの判断については、未だ結論は出ていないのが現状だが、これまで、5%前後の運賃値上げは大幅な増額に当たらないとしてきた中で、今回のサーチャージ額が5%値上げの範疇で行われている以上、大幅な増額と読むのは厳しいとの見方を国交省では示している。
また、このサーチャージは既報の通り、今後マッチング等によって額が変更となる可能性があるほか、燃油価格が一定レベルまで下がれば廃止されるため、仮に大幅な増額に当たるとしてツアー代金の値上げに踏み切った場合には、期中でサーチャージが廃止された場合に「減額」もしなければならず、増額・減額にかかる手間とコストも考えなければならないことになる。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★燃油サーチャージ、発売済ツアー値上げ困難か
最大往復50ドルの負担大きく、未だ結論出ず
サーチャージ額・徴収方法ともに各社ばらつき
混乱なくスムーズに徴収できるシステム必須
★エンターテイメント活用し新たな魅力作りを
角川社長「観光とエンターテイメントは表裏一体」
市民参画型の“観光公共財”創出が鍵
映画ロケ誘致は経済効果高く、規制緩和を
★年末年始海外旅行、人数微増も消費額減少
JTB調査、近場の韓国、中国などアジア人気
<旅行関連>
★年末年始は東京、沖縄、南九州やテーマパークに期待
★近ツー調査、50代女性はクリスマスに海外旅行
★日旅、海外留学プログラム「語学見聞録」発売
★上越新幹線、12月28日より全線運転再開へ
<航空関連>
★国交相、伊丹位置付け「いずれは見直し」 明日にも回答へ
★大阪府知事、関空会社への5億円の地元支援を表明
就航誘致で航空会社に“ボーナス”も検討
★JAL、羽田空港で専用セキュリティーゲート付きラウンジ設置
★SIA、インド・オセアニア路線を増強
★アマデウスでヴァージン・ブルーの座席予約可能に
★ケニア航空、アマデウスのDA機能追加
★米系3社、11月の輸送実績
★CAL、世界初の「signature Interior」 仕様のB747-400導入
★CAL、中正空港での日本路線発着ターミナル変更
<デスティネーション>
★グアム政観、有楽町で水着ショー開催
★環境をテーマとする業務視察を受け入れ
スカンジナビア政府観光局業務視察部が窓口に
<ホテル>
★ハイアット杭州がオープン、予約受付開始
★ハイアットオレンジカウンティ、改装工事が完了
<組織・人事>
★クラブメッド日本副社長に豊田裕之氏が就任
★京都交通、営業譲渡と観光事業からの撤退
■為替市況(7日)
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