日刊旅行通信

2004年12月13日

　UAL、名古屋発のアジア以遠路線を来年検討
　内際接続など中部を高評価、全国でセミナー開催

　ユナイテッド航空（UAL）太平洋地区副社長マーク・シュワブ氏はこのほど、本紙のインタビューに答え、来年3月に名古屋―サンフランシスコ線を開設することに伴い、乗り入れる中部国際空港について、「ユーザー・フレンドリーである点、提携パートナーである全日空（ANA）の国内線への接続が可能な点、活発なビジネスが期待できる点」の3点を挙げ、高く評価。さらにANAや加盟するスターアライアンス他社とのコードシェアを行う他、中部空港での駐機時間の有効活用として、シュワブ氏は「名古屋からアジアへの以遠路線の検討を現在行っている段階。来年の早い段階で決定する予定」と語った（インタビューは「週刊ウイングトラベル」新年号に掲載予定）。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★UAL、名古屋発のアジア以遠路線を来年検討
　内際接続など中部を高評価、全国でセミナー開催
　関西経済回復、関空－米国線の利用率好調
　ANAとインターライン提携で来年ET化率85％予測
★訪日外国人に指紋採取・写真撮影義務づけへ
　スカイマーシャル、日本でも運用開始決定
　旅館業者は外国人宿泊客の国籍・旅券番号確認
★AAL、1月5日発券分よりサーチャージ徴収開始
　航空券切り込み方式で、世界一周運賃など一部対象外
★日中航空交渉、来年早い時期の開催目指す
＜旅行関連＞
★主要50社10月取扱額、9カ月ぶりにマイナス
★学生旅行の約半数は、素材手配型の2人旅
　HIS調査、学生向けクリスマスキャンペーン展開
★JTB、来年上期商品を一ヶ月前倒して発売
★東急観光「冬のソナタ」ツアーで1000名集客を
＜航空関連＞
★成田年末年始、旅客数は前年比99.5％と横ばい
★関空二期07年供用へ、伊丹格下げ07年から検討
　伊丹への特別着陸料導入確定、1人片道300円に
★CAL、B747-400特別塗装機の初フライトは成田線に
＜出入国者統計＞
★香港への単月渡航者総数が200万人を突破、年間予測を上方修正
＜デスティネーション＞
★チロル州観光局、写真家粂川氏を公認カメラマンに
＜ホテル＞
★ハイアット、アメリスイーツを買収
■為替市況（10日）

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