日刊旅行通信

2004年12月15日

　国交省、JTBはじめ旅行会社4社に警告書
　青少年交流協会の補助金不正受給事件で

　(財)世界青少年交流協会の補助金不正受給事件を受け、国土交通省は12月14日、架空の取引関係書面を作成・交付したとして、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、東日観光の4社に対し、警告書を発出した。同日、国交省を訪れた4社の営業担当役員に、直接警告書を手渡した。警告書では、一連の行為が取引の公正を害し、旅行業界全体の信用失墜につながったことは「極めて遺憾」として、30日以内に業務体制の具体的な改善計画を文書で提出するよう求めた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★AAL、中部乗入れでJAL国内線とコードシェア
　市場回復とダラス新ターミナル完成で関空線再開
　成田―ホノルル線は発着枠獲得次第就航へ
★国交省、JTBはじめ旅行会社4社に警告書
　青少年交流協会の補助金不正受給事件で
★国交省、主催旅行への新約款適用で「特則」
　4月以降出発ツアー、補償拡充部分のみ先行適用
＜旅行関連＞
★DFS沖縄15日プレオープン、国内市街地発の免税店
　近ツー、1月限定のショッピングツアー発売
★日本とアセアン地域のクルーズ振興へ戦略策定
　日本・インドネシア・シンガポール中心に検討
★11月の北海道観光客数、3％減の約87万人
　6ヶ月連続減少、東京・名古屋も再びマイナス
★北海道の貸切バス利用外国人、71.1％増と伸び
　2004年度上期統計、台湾・香港・中国が大幅増
＜航空関連＞
★来年10月から利用客が特別着陸料片道300円負担
　伊丹空港最終報告、2種A格下げ、騒音区域見直し
　　地元議論は結論先送りで一旦収束か
　　関空の事前大臣折衝は今週末へ
★「第2種空港は地元負担が大きくなる」
　大阪国際空港のあり方でパブリックコメント
★香港ドラゴン航空、日本発旅客半数越える
★ANA英語サイト刷新、英語で国内線予約購入可能
★エア・カナダ11月実績、8ヶ月連続でL/F過去最高記録
★中部国際空港、来年度売上高は500億円程度
＜デスティネーション＞
★アトランティス・グアムが年末年始増便
★ボラボラクルーズに日本語サイトがオープン
★JWTC、10月30日に中国女性業界団体と交流
＜ホテル＞
★ハミルトンアイランド、業界向け特別料金提供
★フォーシーズンズ、ベストホテル調査で高評価
　ジョルジュサンクパリが1位、丸の内東京は5位
■為替市況（14日）

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