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2004年12月21

 HIS連結決算 売上2割、最終益3.8倍の増収増益
 東証1部上場記念配当で1株22.5円に増配

 エイチ・アイ・エス(HIS)が12月20日に発表した2004年10月期(03年11月〜04年10月)の連結決算は、売上高が前年同期比21.0%増の2671億5500万円、営業利益が233.4%増の45億7000万円、経常利益が257.9%増の53億5700万円、最終利益が281.1%増の27億5100万円となり、前期がイラク戦争、SARSの影響で減収減益だったのに対して、今期は大幅な増収増益を達成した。この結果、ROE(株主資本当期純利益率)は2.4%から8.8%、ROA(総資本経常利益率)は2.5%から8.0%、売上高経常利益率も0.7%から2.1%に大きく改善された。利益剰余金の期末残高は177億9300万円に達した。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★HIS連結決算 売上2割、最終益3.8倍の増収増益
 東証1部上場記念配当で1株22.5円に増配
 HIS単体も増収増益、最終利益28億円
 次期海外旅行取扱人数200万人の大台へ
★羽田─金浦チャーター便、来夏の増便目指す
 岩村次官が明言、羽田発着枠拡大に「最大限努力」
★観光部門予算、8.1%増の62億4000万円を確保
 VJCは34.6億円、受入は観光ルネサンスに集約
 地域限定通訳案内業導入へ、調査費に1300万円
★国際空港整備、観光立国の推進などに重点
 北側国交相、関空2期は「国際競争力強化へ重要」
★COA 名古屋−ホノルル線就航、予約順調に
 ハネムーンやシニア層狙いCクラス販促強化
<旅行関連>
★クラブツーリズム、05年度から新卒採用を正社員に
 等級・報奨制度制度導入で成果主義明確化
★ロイヤルロード銀座がサンモトヤマと共同企画
 タイ・ミャンマーで寺院巡り・宝石買物ツアー
★近ツー、宿泊券販売促進でキャンペーン展開
 前年比1割増の170億円目標
★阪急交通社、ホームページリニューアル
 シンプルな構成で素早いツアー検索が可能に
★TIJが秋休み意識調査、ポスターで認知度向上
 旅行意欲強し、値頃感ある商品提供必要
<航空関連>
★関空二期、2007年供用開始へ満額内示
 航空局17年度予算、07年9〜10月メド供用へ
 発着回数、07年度に13万回/08年度に13.5回を
 「政府補給金に頼らない経営基盤を早く」
★村山社長、来年3月から国内線の着陸料軽減へ
 伊丹25便削減のうち「3分の2シフト」に手応え
★再拡張で600億円、羽田増枠で誘導路整備費も
 羽田国際線PFIはPTB、エプロン、貨物タミに3分割へ
 新石垣空港の新規事業化認められる
★CAL、45周年で来年度営業収益1000億元突破見込む
<出入国者統計>
★11月の訪台日本人4割増、1〜11月80万人突破
 台湾からの訪日客11%増、04年100万人超確実
★11月のパラオ訪問客、今年初めてマイナスに
 1〜11月累計は13%増、02年水準を維持
★11月のグアム訪問客確定値、今年初めて減少
 02年水準は維持、04年は90万人台の見込み
<デスティネーション>
★ハワイ州観光局、オフィシャルサイト刷新へ
 来年もイメージキャラクターにジェイク起用
★来年1月「ベルリン&ドレスデンセミナー」開催
<ホテル>
★フォーシーズンズ、各地で冬季限定レートを展開
 パリ・上海・トロントでお得なプランを設定
<組織・人事>
★HIS役員人事 楠原氏が取締役に内定

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