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2004年12月28日特別号
スマトラ沖地震で、ツアー催行判断分かれる
安否未確認はプーケット7名、スリランカ12名
インドネシアのスマトラ沖地震による津波被害を受け、旅行各社は安否確認に追われたが、12月27日21時現在で未確認者は19名まで減少した。日本旅行も12月27日20時25分、プーケット島カオラックに滞在中の旅行者2名の安否を確認し、全員の無事を確認したと発表した。昨夜時点で安否が確認されていないのは、プーケット7名、スリランカ12名の計19名で、現地では必死の捜索が続けられている。
その一方で、旅行各社は本日12月27日以降に出発するツアーの催行判断を迫られたが、JTBはモルディブ、プーケットを含めてツアー催行継続を決定、近畿日本ツーリストはプーケットについて利用ホテル毎のツアー催行判断とし、ジャルパックはモルディブを1月10日出発分まで催行中止とするなど、各社毎、方面毎で催行判断は分かれた。
現地状況を把握するため、既に現地へ担当者を派遣している会社も出ており、より詳細な情報をもとに、今後のツアー催行判断を行っていく動きも出始めている。ただ、既に、年末年始の海外旅行出発のピークを迎えたこの時期の大災害だけに、キャンセル数も相当数に上ることが予想され、ようやく本格回復に向かいつつある海外旅行需要への影響も懸念される。
スリランカ航空は、12月29日コロンボ発マーレ経由成田行きと、12月30日成田発マーレ経由コロンボ行きを通常通り運航する予定。
▼各旅行会社の取扱人数、安否確認状況は以下のアドレスからエクセルファイルをダウンロード。
http://wing.com/t-daily/data2004/smatora4.xls
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日刊旅行通信 特別号 CONTENTS
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★スマトラ沖地震で、ツアー催行判断分かれる
安否未確認はプーケット7名、スリランカ12名
▼主要旅行各社のツアー催行判断
★スマトラ地震で「不要不急の渡航延期」検討を
外務省、東南・南西アジアとアフリカ地域に
★主要旅行17社で安否未確認は23名まで減少
モルディブはゼロに、スリランカ14名、プーケット9名
★国交省調査 スマトラ沖地震による津波被害
主要旅行13社取扱人数1045名、未確認177名
★スマトラ沖地震による津波で旅行各社安否確認急ぐ
プーケット、モルディブに被害、ツアー催行検討
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