日刊旅行通信

2005年1月6日

　三位一体のツーリズム発展へ「実行」の年に
　新町JATA会長、05年は計画通り1700万人台目指す

　日本旅行業協会（JATA）の新町光示会長は1月5日の新年記者会見で、「昨今の出来事を見ると、先行きの環境判断が非常に難しい時代だが、そうした時代だからこそ、掲げた目標の達成に向けて邁進する決意が必要」と述べ、2007年の海外旅行者2000万人計画をはじめ三位一体でのツーリズム発展に向け、「今年は目標達成のために“実行”する年」と決意表明した。このため、当初計画通り、2005年の海外旅行者数は1700万人台への回復を目指す方針を改めて強調、今後も計画の下方修正は行わない方針を明示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★三位一体のツーリズム発展へ「実行」の年に
　新町JATA会長、05年は計画通り1700万人台目指す
　マーケットも総合から特化へ、経営改革進む
★南部・東部沿岸主要ホテル、2月末までに営業再開
　スリランカ、欧州ランドも予約受付再開へ
★モルディブ、6割以上のリゾートが全面営業
　数週間後に8割近くが通常に、観光業復興へ
★ANAとアシアナ航空が中部でコードシェア拡大
ソウル－中部が週21往復へ、中部発着国内線も
＜旅行関連＞
★R&C、WEB上での販売支援新システム立ち上げ
　オンライン上で商品手配と管理が可能に
★旅行関連・年頭所感
★東急観光11月取扱額、国内不振で3カ月連続減
★中国・韓国語コールセンターの利用状況
★阪急、阿寒湖で同社ツアー限定のイベント開催
★近ツー、「なつかしの昭和の九州」発売
★近ツー、小・中学生対象のオージープログラム発売
＜航空関連＞
★ANA、国際線燃油サーチャージの設定を申請
　2月1日購入分から、40ドル下回れば廃止
★関空11月、国際線旅客数は02年実績10％超える
★スカイネット中間決算、2.9億円の当期赤字
★ルフトハンザ、6.5万円のPEX運賃を設定
★KAL、ラン航空とコードシェア
＜出入国者統計＞
★11月訪韓者数、35％増の24万人、02年比13％増
　1～11月の訪韓客223万人、訪日客145万人に
＜デスティネーション＞
★世界最高層ビルの台北101が19日ソフトオープン
★ロンドン観光局、都内3ヶ所でカフェを展開
★3月、ベルリンで世界最大の旅行見本市開催
＜ホテル＞
★ル・メリディアン、インド洋津波の被災状況を発表
★リッツ・カールトン、香港九龍地区に世界一高いホテル
　上海浦東地区にも新ホテル
＜組織・人事＞
★人事異動　近畿日本ツーリスト（1月1日付）
■為替市況（5日）

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