.

2005年1月24

 2004年訪日外客数18%増の614万人と600万人突破
 アウトバウンド1683万人で約1対3の比率に

 国際観光振興機構(JNTO)によると、2004年(1〜12月)の訪日外客数は、前年比17.9%増の614万3000人となり、初めて600万人の大台を超えた。ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)による宣伝強化と香港からのビザ免除、韓国、中国からの修学旅行参加者のビザ免除、中国からの団体観光ビザ発給地域拡大などの効果が大きかった。一方、法務省による2004年の出国日本人数は、前年比26.6%増の1683万1000人と00年に次ぐ2番目の記録。SARSからの回復と円高進行による海外旅行への割安感、一部景気回復などがプラス要因となった。また、ゴールデンウィークの曜日配列の良さ、アテネオリンピック、「韓流」ブームなどが追い風となった。


日刊旅行通信 CONTENTS
<トップニュース>
★2004年訪日外客数18%増の614万人と600万人突破
 アウトバウンド1683万人で約1対3の比率に
★愛知博中の全土拡大「中国政府部内で調整」
 北側国交相、姉妹都市間の修学旅行交流拡大へ
 日中航空交渉の継続協議、成田枠目一杯が理由
 早急な成田整備、羽田国際化の必要性強調
★中部平野社長、国際線週300便ほぼ達成でスタート
 欧米直行便引き続き誘致「何社か乗り入れ希望」も
 初年度赤字50億円以下に、利用者「年間1200万人+乗継客」
<旅行関連>
★阪急、シルクロード商品を強化、桜蘭ツアーを3月から実施
★海外旅行携行品損害と救援者費用の補償を拡充
 ジェイアイ傷害火災、時価から新価ベースに改
★観光振興法と航空法の一部改正
 国交省、国会提出で閣議了解得る
★モバイルで空港・駅近くの宿検索サービス
 楽天トラベル、「大浴場のある宿」も追加
★JR東海、「愛知万博往復きっぷ」を全国で発売
<航空関連>
★DAL、第4四半期22億ドルの純損失を計上
 燃油費の大幅高騰や米国内線のイールド低下が要因
★CAL第4四半期業績は2億600万ドルの純損失に
 米国内線のイールド低下と燃油費高騰が要因
★NWA第4四半期業績、純損出計上で赤字に転落
 燃油費高騰と収益環境の悪化が影響、人件費削減進める
★エア・カナダ、トロント―北京線を6月に開設
 増便と機材大型化で中国路線を強化
★中部空港のキャラクターが「セントレアフレンズ」に
★UAEのエチアッド航空がエアバス機を32機発注
★香港ドラゴン航空、昨年は旅客・貨物共に2ケタの伸び
★アマデウス、インターラインEチケット発券を拡大
<デスティネーション>
★ロンドン観光局、都内3ヵ所に「Totally London Cafe」オープン
 ロンドン「体感できる」場を提供、20〜40代独身女性をターゲットに
★ミッキーのデビュー75周年記念でミッキー像展示
 ―カリフォルニア ディズニーランド・リゾート
★フィジー政観、2月に東急線沿線で広告キャンペーン
★フィジー政観、5/17に東京でワークショップを開催
★ベルリンに新空港建設、2010年供用開始予定
 市内3空港を統合、新ヨーロッパのハブ目指す
 長距離路線を誘致、日本路線開設にも強い意欲
<ホテル>
★フォーシーズンズ、英国ハンプシャーに新ホテル
 乗馬など英国的なアクティビティも充実
■為替市況(21日)

back to 日刊旅行通信 INDEX


Copyright (c) 2004 The WING Aviation Press Co.,LTD, All RIght Reserved.

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円