日刊旅行通信

2005年2月7日

　日本航空、06年度中にJALセールス含む4社統合
　05年度に経営企画、マーケティング機能一本化

　JALグループの兼子勲会長兼CEOは2月4日に記者会見し、2006年度中に持株会社日本航空と国際線事業会社JALインターナショナル、国内線事業会社JALジャパン、販売会社JALセールスの4社を統合し、日本航空として再出発することを明らかにした。4日午前の取締役会で決定し、再統合を盛り込んだJALグループの2005年～07年度の3カ年中期経営計画を3月前半までに発表する。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★日本航空、06年度中にJALセールス含む4社統合
　05年度に経営企画、マーケティング機能一本化
　統合で4社役員の3割削減、迅速化とスリム化
　役員報酬返上、管理職も賃金一部一律カット
★JAL150席クラス小型機をB737NGに決定
　確定30機・オプション10機、調達条件と経済性で
★JAL4～12月決算、純利益792億円と黒字に
　10～12月第3四半期決算は37億円の赤字
★羽田増枠、夏～秋実現目指し総合的に検討
　航空局長「物流戦略本部」設置/羽田国際貨物など課題
＜旅行関連＞
★「ようこそWEEKS」2月5日から全国でスタート
　つんくプロデュースの美勇伝がPRソング
　PRソング「カッチョイイゼ！JAPAN」初披露
★国交省、外客向け電話通訳コールセンター開設
　全国のタクシー3651台で利用可、3カ国語に対応
★サンフランチェスコ大聖堂でライトアップコンサート
　近ツー、ホリデイでツアー発売、東儀秀樹さんら参加
★エースJTB、2005年度より商品体系再構築
　全国統一の新宿泊プラン投入、35周年企画も
　35周年で、群馬と栃木にシャトルバス運行
＜航空関連＞
★日本・香港航空当局間協議、貨物分野で合意
　747F相当で週6便増便、以遠でのCSも認める
★ANA、4/5月「特割7」「特割1」「早割21」追加
★AZA客室乗務員などが大規模ストライキを予定
★アマデウス、アエロメヒコの最新フライト情報を提供
★デルタの格安航空事業が米大陸横断線に進出
★エチオピア航空もボーイング787購入を決定
　受注累計191機、2008年から引き渡し開始
★アジア系2社、12月の輸送実績
＜ホテル＞
★SRSホテルズが「WORLD HOTELS」に社名変更
　ブランドを明確にし、各ホテルの特徴も生かす
★IHG、スマトラ沖地震の救済キャンペーン実施
　14日から一週間、世界中の宿泊者に寄付金募る
■為替市況（4日）

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