日刊旅行通信

2005年2月10日

　05年海外旅行事業は110万人・売上1600億円目標
　近ツー、04年好調で上方修正、ホリデイは55万人

　近畿日本ツーリストは、2005年度（1～12月）に海外旅行事業全体で、前年度比12.2％増の110万人の取扱いと、売上高1600億円の達成を目指す方針を表明した。このうち、海外主催商品の「ホリデイ」では、取扱人数22％増の55万人、売上高約20％増の750億円を目標に取り組むほか、ECC（イベント・コンベンション・コングレス）を含む団体で約30万人、業務渡航・FITなどで約25万人の取扱いを目指す。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★05年海外旅行事業は110万人・売上1600億円目標
　近ツー、04年好調で上方修正、ホリデイは55万人
　シニア獲得へ5施策、チャーター2万5000人目標
★ホリデイ上期商品、熟年層とウエディング強化
　創立50周年企画で5万人・75億円の取扱目指す
　熟年向け商品で1万3000人・30億円取扱いを
★ニッコウトラベルが通期業績見通しを下方修正
　4～12月期売上高47％増も依然SARS等影響
＜旅行関連＞
★愛知万博中の台湾からの訪日ビザ免除が決定
　法案が可決成立、3月上旬から9月25日まで実施
★富士急ハイランドの中国向けイベントに3000人
　岩村次官、旧正月狙ったVJCキャンペーンに手応え
★クラブツーリズム、新事業の説明会を開催
　異なる分野の事業確立で総合余暇産業を目指す
★ジャルパック、日本－イラン戦弾丸ツアー発売
　羽田発JALテヘラン直行チャーター便を利用
★ANAセールス、シンガポール・キャンペーン展開
　観光局とDFSが協力、前年比20％増目指す
★JTB、中国人訪日団体向け新潟・東京ツアー受注
　2月・3月に上海・広州発、申込み好調
★クルーズ船寄港による乗客・寄港地の動向を調査
　日本外航客船協会、横浜港で船上報告会を開催
＜航空関連＞
★関空二期、訪日外客100万人増等で約1兆円の効果
　関経連まとめ波及効果、航空貨物でも
★ユナイテッド航空が旅行業界社員向け特別運賃
　名古屋－サンフランシスコ2万円で提供
＜デスティネーション＞
★チロル州・レッヒ村、欧州で最も美しい村の称号
　自然と環境の調和を評価、先進的な環境保護も
★AUA主催で17日「中欧・東欧セミナー」開催
★グアム政観、東京と大阪でセミナー開催
　昨年の市場動向や今後の展開などについて発表
★KNTO、日韓共同訪問の年・韓日交流大祝祭
　17日に開幕式、JATAから新町・米谷氏参加
★ニュージーランドで服飾イベント「WOW」開催
＜ホテル＞
★4月1日から東急インでレディスルーム販売
＜組織・人事＞
★アメリカン航空、名古屋に営業支店と空港支店
■為替市況（9日）

back to 日刊旅行通信 INDEX