日刊旅行通信

2005年2月14日

　外貨両替業務、月に100万円超で報告義務化
　外貨・旅行小切手の売買契約当事者が対象

　外貨小切手や旅行小切手などの両替業務を行っている事業者で、ひと月に100万円を超える取引がある場合には、日本銀行を通じて財務省に取引額等を報告する義務が新たに課されることがわかった。これは、マネーロンダリング防止などを目的に、両替業務に対する規制強化が各国で行われている動きを受けて、財務省が実施を決めたもの。来る3月1日より実施される予定で、対象事業者は早急に準備を進める必要がある。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★外貨両替業務、月に100万円超で報告義務化
　外貨・旅行小切手の売買契約当事者が対象
★再拡張、深夜早朝定期国際線は年40万回の枠外で
　夜間は距離制限なし、長距離国際貨物便に商機
★主要50社12月実績、海外旅行10カ月ぶりマイナス
　パッケージ単価下落、総取扱額もダウン
　主要50社04年実績、海旅3割増も国内低迷
＜旅行関連＞
★温泉法施行規則の改正、2月下旬に公布へ
　環境省が方針決定、5月下旬に施行予定
★プーケット島への官民調査団、3月1日から派遣
　国交省・JATAなど参加、200名規模の研修旅行も
★JTB、日本─イラン戦応援0泊3日ツアー発売
　JALチャーター便利用、観光付きコースも設定
＜航空関連＞
★JAL、ANAが4月からIATA運賃を2％値上げ申請
★ANAとエアチャイナが日中間全便でコードシェア
　カタール航空とも関空線でコードシェア開始
★「スカイマークスタジアム」が誕生
　グリーンスタジアム神戸の名称変更
★JAL、2月搭乗分の「タイム割引」設定日拡大
★ANA突然割引、2月24～28日分を追加届け出
★JAC、新幹線対策で鹿児島－広島西全便に特便1
　九州新幹線の影響受け、需要を再度喚起
★米系2社1月実績、COA名古屋―ホノルル線効果見られる
★県営名古屋空港、2月17日に開港式典を開催
　愛知県知事、県議会議長ら300名が出席予定
★浦安市「深夜早朝含めても年40.7万回確保を」
　再拡張で堂本知事に意見書「今も浦安に騒音」
＜デスティネーション＞
★フロリダ・ルイジアナ州観光局日本事務所が開局
　昨年の休止から、マーケットの強い要望で再開
★TA、公式サイト開設記念キャンペーン第2弾実施
　隠れ家ホテルに泊まるツアーなどをプレゼント
＜ホテル＞
★マリオット、全世界約62万のベットを全て改装
　徹底的な消費者調査のもと、好感度向上を目指す
■為替市況（10日）

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