日刊旅行通信

2005年4月27日

　台湾からの訪日チャーターが2.1倍の2441便に
　04年度実績、韓国・中国・香港などアジア増加

　国土交通省航空局がまとめた2004年度（2004年4月～2005年3月）の国際チャーター便運航実績は、日系エアラインが前年比9.6％増の1370便、外国エアラインが58.2％増の4534便となり、合計では43.4％増（1788便増）の5904便と大幅に増加した。なかでも、外航による台湾線チャーター便が122.0％増（1394便増）の2537便と倍増以上の伸びを示しており、その大半は台湾始発の訪日チャーターとして運航され、北海道だけでも1779便が運航されたのは注目される。また、中国、香港、韓国などのアジア諸国が軒並み高い伸びを示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★台湾からの訪日チャーターが2.1倍の2441便に
　04年度実績、韓国・中国・香港などアジア増加
★北京ミッション団長に藤野公孝参院議員
　二階俊樹氏が顧問、副団長に金子、今野両氏
★国交省､中国国家観光局に旅行者の安全確保要請
＜旅行関連＞------------------------
★日本旅行主催ツアーでバス横転事故、3名死亡
　関空発ベストエクセレント、パリ郊外の高速道で
★受け地型商品企画へ「JTB 交流文化賞」創設
　地域に根ざした交流の創造・活性化促進
★HIS3月実績、海外旅行19％増の204億円
★成田空港に「日本のおみやげ」ショップがオープン
　おみやげコンテスト出品を取り揃える
★東海汽船、神津島─熱海の直行便ルートを開設
★サステイナブル・ツーリズムのガイドライン発行
　観光における自然保護と資源保全を考える
＜航空関連＞------------------------
★JAL､7-8月搭乗「夏得（ナツトク）前売り21」設定
　グループ115路線対象に最大60％割引
★CPA、アップグレード・キャンペーン実施
★COA、グアム発サイパン、ロタ行き乗継便を増便
★DAL、05年第1四半期は純損失11億ドルに拡大
　燃油費高騰と競争激化が要因
★NWA、05年第1四半期は純損失4.6億ドルに拡大
　燃油費高騰、労働コスト上昇、運賃低下などが要因
★アルゼンチンのホテル・チェーンが
アマデウスのDA機能を追加
★羽田空港「若い芽のひろば」で写真展開催
　第2旅客ターミナル地下1階、4月26日から
＜出入地域統計＞---------------------
★04年度の北海道訪問者数、2.4％減の1278万人台
　2年連続減少で約80万人減、航空機の減少響く
★3月沖縄入域観光客、4.2％増の50万6700人
＜デスティネーション＞-----------------
★キューバ、外貨両替時に8％のレートアップ
　全ての外貨に適用､米ドルは手数料と合わせ18％
＜ホテル＞--------------------------
★全日空ホテルズ、アシアナ航空とマイレージ提携
★ル･メリディアンニルワナ、過去最高の売上を記録
　前年比80％増、ゴルフリゾートとして人気定着
＜組織・人事＞-----------------------
★大臣官房参事官(観光)に運審審理官の鈴木氏
★ベトナム航空東日本旅客営業部長に森栄蔵氏
■為替市況（26日）

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