日刊旅行通信

2005年5月12日

　デルタ航空、「チャプター11で再建必要も」
　イールド悪化/燃油高騰で手元資金の不足懸念

　デルタ航空はこのほど米国証券監視委員会に提出した報告書の中で、今後コスト削減が進まず収益が悪化し続ければ「米国連邦破産法に基づくチャプター11のもとで再建を進める必要性が出てくる」とチャプター11適用の可能性があることを公言した。
　同社は2004年9月に再建計画を発表し、その中で2006年末までには2002年と比べて年間で50億ドルの収支改善を図るとの目標を掲げた。これを受け、2004年末までには23億ドルの収支改善が図られたと説明。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★デルタ航空、「チャプター11で再建必要も」
　イールド悪化/燃油高騰で手元資金の不足懸念
★中部空港、GW旅客数は旧空港より18％も増加
　中部開港が需要喚起に、中国線は予約1万人減
＜旅行関連＞
★ジャルパック、AVA「家族旅行」を発売
　ハワイ等8方面に設定、販売目標2000人
★クラブツーリズムが2008年宇宙旅行を独占販売
　ヴァージン社の地上100km弾道飛行を商品化
★春闘、近ツーが賃金改定率1.7％など要求
★「JAL北海道スペシャル」で3万人集客目指す
　JALツアーズ、厳選110宿泊施設を自由に組合せ
★楽天トラベル、東京ディズニーリゾート特集刷新
　オフィシャルホテルに焦点、宿泊プランを提供
★OTA、業界関係者向けにコスタクルーズ優待料金
　バルト海クルーズとノルウェー沿岸クルーズ
＜航空関連＞
★SNA、今月から737の170席仕様改修に着手
　年17.5万席追加で増収狙う、8月までに完了へ
★日航のB747型、修理を終え路線に就航
　警備カメラによる損傷機、賠償額10億円超も
★IATA1-3月累計実績、全体の航空機利用率は向上
　3月は北米の利用率向上が顕著、貨物は減少傾向
★スキポール空港、夏期スケから新規路線大幅増加
　大韓航空がソウル間を週3便など
★キャセイ航空、優秀ブランド賞を4つ獲得
★COA、航空整備士アワードプログラムで最高位受賞
★欧州系7社3月実績、アジア路線が二桁台の伸び
＜出入国者統計＞
★シンガポール4月の日本人客、7.1％増とプラス
＜デスティネーション＞
★フィジーからナクバ観光大臣らミッション来日
　日本人観光客数、まずは5万人レベル回復達成を
★「ブランド・オーストラリア」のセールスツール一新
　オーストラリア政観、ドライビングガイドも作成
＜ホテル＞
★ワールドホテルズ、アマデウスの「ダイナミック・アクセス」機能追加
★ハイアット・ラスベガス、家族向け特別宿泊プラン
■為替市況（11日）

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