日刊旅行通信

2005年5月23日

　JALグループ、10月からサイパン線全面運休へ
　福岡線はホノルルなど3路線運休、名古屋－グアムも

　JALグループは2005年度下期が始まる10月から、サイパン線を全面運休するほか、福岡－ホノルル・香港・ソウル線および名古屋－グアム線を運休する方針を固めたことが、このほど明らかになった。レジャー路線および福岡発の国際線を大幅に縮小する内容で、中でもサイパン路線は、JALグループが撤退すれば提供座席数は半減し、「サイパンの観光に致命的な影響を与えかねない」として、旅行業界に衝撃が走っている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★JALグループ、10月からサイパン線全面運休へ
　福岡線はホノルルなど3路線運休、名古屋－グアムも
　JAL運休でサイパン線のキャパシティ半減
　日本人客シェアは7割、致命的な影響も
★中国人訪日団体ビザ、全土拡大で基本合意へ
　小泉総理と呉儀副総理が今日会談
★羽田空港、8月1日からの国内線増便先送りに
　調整が難航、安全体制の構築先行求める声あり
★アメリカウエストとUSエアウェイズが合併合意
「LCC＋ネットワークキャリア」―新ビジネスモデル打ち出す
＜旅行関連＞
★浦和レッズ・サッカースクール・タイ旅行発売
　阪急交通社主催、タイ国際航空が協賛
★近ツー関西、ペットと宿泊「うちのコも一緒」発売
　関西圏の宿22軒を設定、16軒で同室宿泊可能
★バリアフリー対応「おもいやりのある宿」発売
　近ツー関西、高齢者・車椅子対応宿泊プラン
★JWTC、第25回JWTC総会を開催
＜航空関連＞
★関西空港、内→際最短乗継ぎ時間80分に短縮へ
　中部を意識、今年冬ダイヤからの実施目指す
　05年度連結経常益64億円、発着回数1万回増加
　関西で物流戦略検討の動き、深夜貨物誘致で割引も
★日航機、機内食カート収容せず着陸
★佐川急便、エアバスにA300-600F型1機発注
　オプションでも1機、初号機は06年11月に受領
★DLH、オンライン予約てドイツ特産品プレゼント
★エアトランセ、3月利用率は29.4％に
　東日本コミューター3月実績
＜出入者統計＞
★4月の北海道訪問者数、2.3％減と11ヶ月連続減
　航空機は名古屋発が好調、大阪発は落ち込み
＜デスティネーション＞
★ボルドー市、「ワインフェスティバル」来年開催
　世界最大級のワインイベント、マイグラスで試飲
★「九寨溝」「黄龍」、繁忙期の料金値上げ
＜ホテル＞
★IHG顧客プログラム、フレディ賞19部門で受賞
　消費者による人気投票で選出、会員数は業界最大
■為替市況（20日）

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