日刊旅行通信

2005年6月22日

　新町会長「観光交流は“草の根の外交”」
　JATA通常総会、今年は三位一体で実績出す

　日本旅行業協会（JATA）は6月21日、第48回通常総会を開催し、2004年度事業報告・収支決算および2005年度事業計画・収支予算を承認した。
　冒頭挨拶した新町光示会長は、最近の日韓・日中関係にふれ、「日韓間では既に、民間・大臣・首脳の各レベルで、政治問題とは別に観光・文化交流をしっかり進めようとの共同声明に調印したが、日中間でも来る7月第一週に、北側国交相も訪中して観光交流イベントを開催し、同様の共同声明を結ぶことになっている」と述べ、「いまや観光交流は、単なるビジネスだけでなく、“草の根の外交”としての役割を担う新たな局面を迎えている。観光立国の実現と平和への貢献に向けて、気概を持って取り組みたい」と挨拶した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★新町会長「観光交流は“草の根の外交”」
　JATA通常総会、今年は三位一体で実績出す
　北側国交相「団体ビザの全土拡大、できるだけ早く実施」
　韓国・台湾は万博後もノービザを
★JATA、04年度は三位一体、安心安全の旅推進
　JATA世界旅行博でインバウンド大商談会開催へ
★NWA、日本─サイパン・グアム線で新路線開設
　関空・中部からデイリー運航、JAL運休を補完
★香港ドラゴン航空、成田線好調、中部に関心
　トンCOO、チャーターフライトも下期計画
＜旅行関連＞
★文科省検討委、国際教育充実へ留学や海外修旅など推進
★政府の骨太方針決定、観光戦略強化を盛り込む
★外務省、IC旅券と米入国ビザ関連のQ&A公表
★第11回「観光に関する学術研究論文」募集開始
＜航空関連＞
★ヴァリグ・ブラジル航空が経営破綻、運航は継続
★北側大臣、金浦は朝8時発・夜9時着で日帰りも
★新町氏、定期航空協会会長を辞任へ
★CPA、7月1日発券分より燃油サーチャージ値上げ
★THA、タイ国内線の燃油サーチャージ値上げ
★ルフトハンザ、Eチケットのインターライン提携拡大
★AXESS、端末台数2万台達成
★欧州系3社、4月の輸送実績
＜デスティネーション＞
★オーストリア・オランダ政観共催でセミナー開催
★コペンハーゲン空港での免税手続きを一部変更
＜ホテル＞
★上海に新しいラディソンホテルがオープン
★ベルリン市内に3軒目のコートヤード・ホテル誕生
＜組織・人事＞
★FIN、次期社長兼CEOに43歳デパート副社長を
★事務所開設―R&C、マウイ営業所
■為替市況（21日）

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