日刊旅行通信

2005年6月24日

　インバウンド強化で国際販売シェア3割に拡大を
　JALグループ、04年度客数16.6％増、地方連携強化

　JALグループは、政府の訪日外客1000万人計画に呼応したインバウンド戦略を進めているが、「究極の目的は、収入構造の安定化。従来のような日本地区偏重では、日本の景気や外的要因などに大きく左右されるため、日本インバウンドを含めた国際販売のシェアを高めることで、収入構造を多様化させることが最大の目的」（西脇淳日本航空インターナショナル国際旅客営業部マネジャー）として、1000万人達成を目指す2010年までには、国際販売のシェアを現行の約2割から3割程度まで高めていきたい考えを示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★インバウンド強化で国際販売シェア3割に拡大を
　JALグループ、04年度客数16.6％増、地方連携強化
　訪日版「ウェブ運賃」アジアや豪州で導入
★PATA日本支部、インバウンド重点に活動展開
　関係団体との連携強化や会員獲得へ委員会設置
★香港ディズニーランド、7月1日販売開始
　オンライン予約で、ツアーは25枚以上から
＜旅行関連＞
★JTB、夏休み期間中のファミリー向け商品拡充
　低価格と新たなターゲット層で拡販目指す
★JTB、新スタイルの移動広告を開発
　「赤い鳥人間」、GPS端末も携帯
★R&C、7-10月発のNYスペシャル発売
　NWAの早割り35を設定除外
★近ツー、「わくわく伝染ツアー2005 」発売
　講師に和田裕美さんを招く宿泊型セミナー
★近ツー、「ハングル de ソウル 3・4日間」発売
　ヨン様が在学していた大学でハングル講座体験
★関東運輸局、モデル施策掘り起こしへ検討会
　観光・交通の先進事例を集中支援
＜航空関連＞
★JAL・ANAの燃油サーチャージ増額、国交省が認可
★ANZ、燃油サーチャージを改定、7月1日発券分から
★CPA、事前購入型PEX運賃を新設定、3.9万円～
★スリランカ航空、業界向け特別割引運賃の設定延長
★国交省、NAAへ「7月中旬」までの報告求める
　次回で「用地交渉に繋がる話」出るかが焦点に
＜出入国者統計＞
★5月グアム日本人客確定値、3.5％増の7.1万人
＜デスティネーション＞
★04/05年米国各州の観光予算11％増、1位ハワイ
　海外向けはフロリダ、テキサス、オレゴンの順
★HKTB、インセンティブ向け最新版ツールが完成
★TIA、「SeeAmerica Honeymoon」をプレゼント
愛知万博アメリカ館で挙式したカップルへ
＜ホテル＞
★「ワイキキ・ビーチ・ウォーク」再開発計画
　新しい“デスティネーション”へ
　ホテル5軒を取り壊し、4軒の新ホテルでスタート
★ヒルトン・シドニー、7月15日に再オープン
＜組織・人事＞
★JATA　委員会・正副委員長人事
★事務所移転―ハミルトンアイランドリミテッド
★事務所移転―ワールドブライダル東京サロン
■為替市況（23日）

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