日刊旅行通信

2005年6月27日

　豪ジェット・スター、日本人旅行者取込み本格化
　航空券購入しやすい「フリー・セール」体制導入

　カンタス航空（QFA）の100％子会社で、オーストラリアの国内路線を展開している格安航空会社（LCC）のジェット・スターのアラン・ジョイスCEOは、パースで開催されたATE2005での会見で、今年7月4日から世界のチケット・ホールセーラーに対して、同航空の航空券をより購入し易くする「フリー・セール」体制を導入し、オーストラリア国外での予約体制を強化することを明らかにした。
　具体的にはジェット・スター運航によるカンタス航空のコードシェア便として、これまで座席数を限定して販売していた「ブロック」方式から、限定枠を撤廃した「フリー・セール」方式の予約が可能となる。これによりカンタス航空運航の他の国内線同様に、ジェット・スター運航便が予約できるようになる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★豪ジェット・スター、日本人旅行者取込み本格化
　航空券購入しやすい「フリー・セール」体制導入
★阪急交通決算、海外好調で大幅な増収増益達成
　海旅取扱人数5割増、05年度は新営業形態開発
★台湾で“北陸ブーム”？、富山チャーター激増
　VJC/地元誘致奏功か、今年度は10倍近い171便
★NZ観光局の小林天心日本局長が7月で退任
＜旅行関連＞
★5月の出国日本人数、中韓の反日影響で0.7％増
　訪日外客数は愛知万博効果等で6％増と過去最高
★近ツー5月実績、ホリデイ好調も海旅0.6％減
　国内5％減も国際5割増、総取扱額4カ月ぶり減
★JALPAK、韓国ドラマ「チャングムの誓い」商品
　シリーズ第2弾 9月末まで設定、集客目標200名
★JTB北海道、GPSを活用した外国人動向調査実施
　昨年に続き2回目、シンガポール人客148名参加
★観光ルネサンス制度、支援事業決定へ検討会
　国交省、2005年度は10～15カ所に約1.5億円補助
★日本の歴史と文化訪ねる「わたしの旅」募集
＜航空関連＞
★SIA、9月から成田発の週6便をバンコク経由に
★CAL 胡蝶蘭エアバスが成田に到着、タレント乙葉さんが歓迎
★CAL、燃油サーチャージ変更、7月1日から
★QFA、来年3月頃目処にメルボルン線へA330-300型機導入
★日本・エジプト協議、関空線の増便などで合意
　週4往復以上に、国内新規1地点に週4も可能
★JALウェイズ、運航規模増加で当期益4.3億円
★ANA、羽田－神戸など6路線への就航を発表
　各路線1～2往復、関空・伊丹と同額運賃に
★新町敏行定期航空協会会長が辞任、後任に山元理事が就任
★JEX、専務取締役に秋田氏、監査役に古川氏
★中部会社、取締役数減少で報奨額も減少
＜デスティネーション＞
★カリフォルニア州観光親善大使に“ゴリエ”ちゃん
　若年層にトレンディな旅行先であることを訴求
★ブタペスト、地下鉄2号線が区間運休
★ハンガリー政観、WEB版観光ガイドページ開設
＜ホテル＞
★ヒルトン、北京に2ブランドのホテルを展開
＜組織・人事＞
★国交省7月1日付人事、磯野氏が観光部門に
■為替市況（24日）

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