日刊旅行通信

2005年6月28日

　FIT化する香港旅行、モノデスの限界克服へ
　JTB香港、マカオ・深セン含むツアーやFIT対応を

　中国本土からの海外旅行者が増加している香港では、反日デモの影響で日本人旅行者の伸びが鈍化している。その一方で、香港からの日本人旅行者は増加傾向にあるという。香港インバウンドと香港アウトバウンドともにFIT化の傾向が進行していると指摘するJTB香港支店の宮腰昌和支店長に、香港を取り巻く旅行環境について聞いてみた。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★FIT化する香港旅行、モノデスの限界克服へ
　JTB香港、マカオ・深セン含むツアーやFIT対応を
　香港訪日客が好調、FITとスケルトン主流に
　通訳ガイド問題でコスト高と需要影響に懸念
★スターフライヤー、来月にも国へ許可申請
　発着枠確保、新北九州の運用時間延長が課題に
＜旅行関連＞
★中国人訪日団体ビザ全土拡大へ領事当局間協議
　きょう北京で開催、ペナルティ制度など議論
★中国旅行懇話会、7月に北京で25周年総会開催
　反日デモ後のリカバリー策で現地側と意見交換
★航空券切り込み方式の空港税等徴収で注意喚起
　JATA、合理的説明ない限り実金額以上は取れず
★木村佳乃さんとチェ・ジウさんが日韓相互訪問
　日韓間の観光文化交流促進へ、気運情勢を
★JNTO調査、訪日外客の94％が再訪日を希望
　印象変化は「日本人の親切と礼儀正しさ」
★観光ルネサンス事業、8月に公募、10月選定へ
★日旅、5月の販売実績5.2％増、国内・海外共に増
★HIS 5月実績、海外旅行11.0％増の156億円
★近ツー、6月27日よりクールビズ開始
＜航空関連＞
★オーストリア航空、関空―ウイーン線を冬期運休
★AFL、7月1日発券分より燃油サーチャージ引き上げ
★大韓航空、7月1日発券分より燃油サーチャージを引き上げ
★成田、CS目標「CSカルテット」掲げる
★ANZ、NZ観光業界からお墨付き
「クォールマークニュージーランド」取得
★コロンボの空港ラウンジがリニューアル
★アマデウス、ベネズエラの航空会社の取り扱いスタート
＜出入国者統計＞
★5月NZ日本人訪問者数、12.5％減の1万203人
＜デスティネーション＞
★LA観光局、ゴリエを“See My LA”のキャラクターに起用
★サンピエトロ教会、無線ガイドの装着義務化
＜ホテル＞
★ニッコーH「パラオ・ロイヤル・リゾート」開業
★シャングリ・ラ、ベストレートギャランティー導入
＜組織・人事＞
★航空局、蒲生保企課長が羽田空港長に
★スターフライヤー、取締役に須藤・斉藤氏
■為替市況（27日）

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