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2005年6月29日

 2004年BtoC旅行市場、約4割増の6610億円
 経産省調査 EC化率4.7%、Eチケット普及が拍車

 経済産業省、次世代電子商取引推進協議会(ECOM)、NTTデータ経営研究所は6月28日、「2004年度電子商取引に関する実態・市場規模調査」をまとめた。それによると、わが国の2004年(暦年)の電子商取引は、BtoCのEC(消費者向け電子商取引)市場が前年比28%増の5兆6430億円と拡大、旅行や書籍・音楽などが伸び、EC化率は1.6%から2.1ポイントに0.5ポイント上昇した。このうち、BtoCのモバイルコマースは、前年の7770億円から9710億円に25%増加し、全体の17%を占有するまでに成長した。旅行は39.5%増の6610億円となり、市場占有率は4.7%と前年の3.4%から1.3ポイント上昇した。また、モバイルコマースにおける旅行は14.5%増の630億円だったものの、市場占有率は9.5%と前年の11.6%から2.1ポイントダウンした。


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<トップニュース>
★2004年BtoC旅行市場、約4割増の6610億円
 経産省調査 EC化率4.7%、Eチケット普及が拍車
 BtoBのEC市場、旅行はBTM拡大で成長続ける
★インバウンド促進へ、総合見本市と商談会開催
 国と民間が共催、既に170名のバイヤー来日確定
<旅行関連>
★農協観光05年3月期決算、4期ぶりに黒字達成
 国内は台風等の影響受けるも、海外が本格回復
 佐野西日本営業本部長など4名が新任取締役に
★高品質商品の専門店「銀座ヴィヴァレット」オープン
 HIS、ラウンジ設置し専門スタッフが対応
★OTOA、個人情報保護法をテーマに定例会開催
★大阪府「アジア中枢都市・大阪ビジョン」策定へ
<航空関連>
★JAL株主総会、安全に関する質問が圧倒的に
 退職慰労金うち切り、整備の外注化などで質問
★山元氏トラブルに謝罪、安全徹底を
 ANA株主総会、前年上回る出席
★FIN、7月1日発券分より燃油サーチャージ額を引き上げ
★SAS、日本語オンライン予約を今年中にスタート
★SNA決算、営業損失10億円/当期損失14億円
★ANA、関西空港発着の臨時便を7月も継続
<デスティネーション>
★高い利益率が期待できるマダガスカル
 ビーチ&ネイチャーで訴求、日本人増加見込む
★アトランティス・グアムのサブマリンが2便増便
<ホテル>
★新規加盟の宿泊施設、1月末までシステム使用料無料に
 ベストリザーブ、加盟店は増額分無料に
<組織・人事>
★リゾートトラスト 役員人事
★(財)日本交通公社、新会長に新倉武一氏昇任
■為替市況(28日)

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