日刊旅行通信

2005年7月4日

　中国人訪日団体観光、7月25日より全土拡大決定
　北側国交相と邵中国国家旅游局長が正式合意

　北側一雄国土交通大臣は7月2日、北京で邵キ偉中国国家旅游局長と会談し、中国人訪日団体観光旅行を7月25日より中国全土に拡大することで正式に合意した。全土拡大後の第一陣が訪日する7月25日にあわせて、邵局長自らが団長として中国側の旅行会社約200名とともに来日し、日本で中日観光イベントを開催することも決定した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★中国人訪日団体観光、7月25日より全土拡大決定
　北側国交相と邵中国国家旅游局長が正式合意
　日中観光交流の協力促進で合意、5年間継続
　観光教育で協力、青少年・友好都市交流促進
★中国路線で運休の動き、反日デモ影響か
★5月の上海訪問者が3割以上減、日本のみマイナス
★カンタス航空日本支社長に元NWAの荻野雅史氏
　9月1日付で就任、グループの日本事業全般統括
＜旅行関連＞
★国際興業、韓国短期ホームステイツアーを実施
　大韓航空の羽田－金浦チャーター便を利用
★JCB、北海道観光誘致へ地域振興プロジェクト実施
　ホクレン、ANAなど道内外の7企業・団体と協力
★近ツー関西、海外ウエディングを先行発売
＜航空関連＞
★UAL、自動チェックイン機を成田に設置
　米国外では世界初、日本語含め8カ国語対応、60秒でOK
★第1PTB、第5サテ供用開始06年6月を正式発表
　全体で2500億円投資、中部の約2倍の大きさ
★成田5月、旅客数前年割れ/過去2位へ減速
　反日運動影響か、貨物の落ち込み顕著に
★JAL、機内ネットサービスで金融情報サービス
★NAA、直営店舗運営会社2社設立、いずれは統合視野
★JAL、東京－熊本線の夜間貨物便就航を延期
★キャラクター愛称「クウタン」に決定
★ANA、CM撮影後の制服未回収で被害届
＜出入国者統計＞
★6月グアム日本人客速報値、8.5％増の7万3666人
★ハワイ5月の日本人客、8.3％増の12.2万人
★シンガポール5月の日本人客、0.5％増の4.4万人
★マカオ5月日本人客68.7％増の1.5万人
★カナダ日本人宿泊者数、4月は2割増に
＜デスティネーション＞
★香港ショッピング・フェスティバルがスタート
★マカオに続々進出、ラスベガスのカジノホテル
★マドリッド州政府副首相が来日
　“質の高い観光”をアピール、治安改善も進む
＜ホテル＞
★ソラーレ、神戸シェラトンを運営、名称はそのまま
★ロシア初のフォーシーズンズがモスクワに誕生
★JALホテルズ「ホテル日航奈良」7月1日開業
　8月末まで特典付き宿泊プランを提供
＜組織・人事＞
★官房総務課企画官（観光担当）に高橋一郎氏
　国交省人事、平河内氏がJNTO NY事務所長に
★人事異動―ANAセールス（7月1日付）
★SAS、福岡に九州地区販売代理店を新設
■為替市況（1日）

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