日刊旅行通信

2005年7月14日

　東京都、世界に冠たる“モノ作り”で外客誘致
　先駆けた取組で具体成果、05年度は統計整備

　東京都は、2001年11月に『観光産業振興プラン』を策定し、訪東京外国人旅行者を600万人に倍増させる取組を先駆けて展開してきたが、高松巖産業労働局観光部長は本紙インタビューに対し、「東京が世界に誇る“モノ作り”に焦点を当て、欧米へのシティセールスや、旅行会社・マスコミ招聘、観光レップの設置などを多角的に進めてきた結果、新規ツアーが150～160コース造成されるなど、一定の成果が出てきている」と評価し、例えば区市町村レベルでも、観光振興への取組が本格化するなど、取組が広がりつつあることにも大きな期待感を示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★東京都、世界に冠たる“モノ作り”で外客誘致
　先駆けた取組で具体成果、05年度は統計整備
　欧米中心にシティセールス、4カ所に観光レップ
　「ウェルカムアジアキャンペーン」9都市で展開
＜旅行関連＞
★ポスト万博にらみ、中部圏への誘客拡大目指す
　近ツー中部営本と推進協、都内で初の誘致会議
★JTB、ロイヤルロード内に世界一周クルーズデスク
　旅行業界で初めて、05年度販売目標180名
★「世界コスプレサミット2005」ツアー発売
　近ツー、世界7カ国からコスプレイヤーが集結
★日旅、昨年度に続き正社員の中途採用を実施
＜航空関連＞
★ANZ、関空・中部線のフライトをキャンセル
　7月18-25日、乗務員組合ストライキで
★新北九州空港の運用時間、21時間延長へ
　スターフライヤ就航向け、乗員確保が課題に
★全日空ら5社が対策を説明
　公共交通のヒューマンエラー防止で
★関空、バリーブティック開店
　国際線制限区域内に2書店オープン
★DLHとSWR、20日からマイル提携とラウンジ共有
★エバー航空、成田線にドーナツと幕の内弁当を搭載
★AAL、シカゴ―デリー線開設、インド航空会社と提携も
★欧州系3社、6月の輸送実績
★エア・カナダ、6月の輸送実績
＜出入国者統計＞
★フィリピン5月日本人訪問者数、9％増の3万人
＜デスティネーション＞
★アルゼンチンのカルロス・メイヤー観光長官が来日
　観光に関する法律改正で観光客受け入れ態勢を改善
★米旅行業界トップが政府・議会と会談
　旅行業の重要性やビザ問題などを討議
＜ホテル＞
★ソラーレホテルズ、盲導犬育成を支援
　同時にホテルのホスピタリティ向上を目指す
＜組織・人事＞
★ガルフ航空、日本地区GSAにウェスタン・アソシエイツ
■為替市況（13日）

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