日刊旅行通信

2005年8月10日

　JTB、団塊世代退職前に「ロングステイ」商品化
　10月にロングステイプラザ開設、10年1万人目標

　JTBは2007年から本格化する団塊世代の大量退職に伴うロングステイマーケットの掘り起こしを図るため、同社本社の事業創造本部に専任組織、ロングステイ事業推進室を立ち上げるとともに、10月3日に「JTBロングステイプラザ」を東京・日本橋室町に開設する。同プラザには4名の要員を配置し、団塊世代をターゲットに事前準備などを含むロングステイのコンサルティング業務、現地情報・国内留守宅のケアなどを包括的に実施するとともに、ロングステイの旅行商品を販売する。取扱人数は05年度（来年3月末まで）は200人、2010年までに1万人を目標とする。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★9月資本倍増で40億円弱に、資金確保に自信
　スターフライヤー堀社長、申請は「近日中に」
　「割安運賃＋付加価値」で、ジェットブルーを意識
　欧州Cクラス座席を提供、衛星放送提供も計画
　利用率6割、旅客数年間70-75万人が目標
　来年度での営業利益確保目指す、運賃詳細は今年中に
★JTB、団塊世代退職前に「ロングステイ」商品化
　10月にロングステイプラザ開設、10年1万人目標
★学校交流の需給マッチングへ公的組織体制整備を
　国交省、訪日教育旅行強化、マニュアル整備も
＜旅行関連＞
★楽天トラベル、第1種旅行業へ変更登録
　ダイナミックパーケージ販売へ体制整備
★近ツー、テディベアの故郷を訪ねるツアー発売
　シュタイフ社の工場を訪問、3コースを設定
★AB-ROADでエアライン・ランキング2005発表
　10部門に分け消費者調査、SINが総合1位を獲得
★JR北海道、3カ国語対応インフォメーション開設
　札幌駅と新千歳空港駅の2カ所
＜航空関連＞
★ADOが女満別参入申し出、課題は枠の確保に
　新規会社向け羽田枠不足で、航空局調整開始へ
★BAW、05年第1四半期純利益増に
　上級クラス利用率が改善
★NWA、整備士労組が交渉拒否
　最悪20日以降のストの可能性も、運航は100％保証
★米系3社７月の輸送実績
★エア・カナダ、7月の輸送実績
　ロードファクターは過去最高を記録
★スリランカ航空、シドニー、キプロス線を開設
＜出入国者統計＞
★4月訪米者数、5.8％増の27.8万人に
　05年累計は100万人突破の121万人
＜デスティネーション＞
★ハッピー・オアフ・ウエディング・パーティ開催
　オアフ観光局が10月1日、40組挙式予定者募集
★オーストラリア、国のブランド力調査で1位獲得
　世論調査で国民性や観光に高い評価
＜ホテル＞
★パークハイアットドバイ、8月1日オープン
★マリアナリゾート、業界向け特別料金を設定
■為替市況（9日）

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