日刊旅行通信

2005年8月31日

　近ツーグループ中期計画、08年営業利益72億円目標
　企画旅行と訪日旅行拡大、ウェブ販売強化へ

　近畿日本ツーリストは8月30日、2006～08年度の3カ年の中期経営計画を発表した。それによると、連結業績は05年12月期の営業収益860億円、営業利益20億円予想を踏まえて、08年12月期を05年比で営業収益7％増の920億円、営業利益3.6倍の72億円を目標とする。また、単体業績は05年12月期の売上高5000億円、営業収益700億円、営業利益5億円から、08年12月期は売上高4.6％増の5230億円、営業収益7.1％増の750億円、営業利益10倍の50億円をめざす。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★近ツーグループ中期計画、08年営業利益72億円目標
　企画旅行と訪日旅行拡大、ウェブ販売強化へ
★近ツー連結中間決算、当期赤字も財務体質改善
　通期業績予想、減収増益も最終利益12億円予想
★東急観光中間連結決算、減収減益も黒字に
　渉外営業特化型に転換、10月に新システム稼働
　個別中間決算、営業利益69.5％減の2億900万円
★オンライン旅行会社のタビニが突然解散
　8月末で営業停止、知名度の弱さがネックか？
★外国人観光客の誘致に力入れたい
　丸山国交審が会見、「東アジアに目を」
＜旅行関連＞
★北海道のカーナビ多言語情報システムに1.9億円要求
　06年度観光関連要求、景観形成16％増の233億円
★阪急7月実績、海外・国内とも堅調で4.7％増
★HISがカンボジア支店新設、海外拠点網拡充
　7月はビーチ方面の集客好調、15％以上伸び
＜航空関連＞
★JAL、来年1月以降の国内線の値上げを検討
　500億円強の費用増、10月メドに収支改善策
★上海航空、10月23日に富山―上海線を開設
★JAL、05年度下期の国際線割引運賃を申請
　タイ・オーストラリア行きビジネスセイバー設定
★「ANA、乗っトク　使っトク　キャンペーン」展開
　羽田第二ターミナル移転一周年記念で
★航空局、閉鎖中滑走路の自動表示システム整備へ
　管制ミス受け要求、羽田などに3カ年で整備を
★SIA、A380型機模型をチャンギ空港に展示
＜デスティネーション＞
★豪タスマニア州政観が日本拠点を開設
　熟年・OL層メインに高品質イメージ定着を狙う
＜ホテル＞
★ハイアット、京都の新ホテルでブランド強化図る
　中価格帯「ハイアット・プレイス」を北米で展開
　アジア太平洋地区は中国進出が加速、スパ拡充も
　北米地区ではラスベガスやLAに新ホテル
★ホテルニッコー・ド・パリ経営会社を11月解散
■為替市況（30日）

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