日刊旅行通信

2005年9月13日

　団塊世代リタイア後は旅行、強まるFIT志向
　国内旅行が最大の人気、男性に強い「夫婦旅行」

　2007年から始まる団塊世代のリタイアにより拡大するシニアマーケットを、どのようにビジネスに結びつけるか。日本のサービス産業において、今やこれが最大のテーマになりつつある。旅行業界でも約1000万人と推定される団塊世代のシニアマーケットの取り組みが議論されているが、各調査機関によると、団塊世代のリタイア後の希望は男女ともに国内旅行がトップで、女性は2番目に海外旅行が入り、とくにFIT志向の強い夫婦旅行を望んでいるでいるという結果が出ている。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★団塊世代リタイア後は旅行、強まるFIT志向
　国内旅行が最大の人気、男性に強い「夫婦旅行」
★主要50社7月実績、海外旅行7カ月ぶりマイナス
　TPIが好調、総取扱額は国内好調で微増に
＜旅行関連＞
★JTB、海外修旅リスクマネジメントセミナー開催
　教職員・教育旅行支店担当者集めて専門家講演
★日本アニメに関心あるアジアの記者10名を招聘
　外務省、新たな日本文化の一つとして紹介
★宮城県と伊藤忠、観光等による地域振興で連携
　伊藤忠は岐阜・福井・鳥取に次いで4県目の協定
★欧州クリスマス市を満喫する10コース発売
　ANAセールス、パリの名門ホテル宿泊も
★日旅、創業100周年で「大感謝!!TDRへの旅」
　4日間だけの特別プライス、1万2200名集客目標
★エイビス、フライ＆ドライブDVDを制作
　加アルバータ州が舞台、旅行博で配布
＜航空関連＞
★国際線旅客数は1.6%減、国内線1.7%減に
　JAL7月実績、中国線は6.8%減少
★CAL、都営バスでラッピング広告展開
　台湾観光協会と共同で、温泉の魅力も提案
★沖縄県、新石垣空港の設置許可を申請、平成25年3月供用
★エア・パシフィック、下期PEX運賃を設定
★米系3社8月の輸送実績
＜出入国者統計＞
★本土発沖縄行き需要、今年は過去最高の勢い
　1～7月の入域観光客は過去最高、SKY8月90％
＜デスティネーション＞
★メキシコ・ハリスコ州から観光局長が来日
　日本市場着実に成長、小都市やアシエンダを提案
★香港ディズニーランドがオープン
★第1回オーストリア・アルプス・セミナー開催
　チロル州の魅力を紹介、集客もサポート
＜ホテル＞
★ホテルJALシティ関内横浜、来年12月開業
＜組織・人事＞
★NZ観光局、日本局長にジェイソン・ヒル氏就任
■為替市況（12日）

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