日刊旅行通信

2005年9月29日

　全世界のエンタメチケット販売サイト構築目指す
　JTB、第一弾で米チケットマスター社と提携

　JTBは、団塊世代を中心に、海外でミュージカルやオペラ、スポーツ観戦等を楽しむニーズが高まっていることから、全世界のエンターテインメントチケットの販売や情報提供などを行う“総合エンターテインメントサイト”を、近い将来構築する考えを明らかにした。
　その第一歩として、米国最大のチケット販売会社であるチケットマスター社と業務提携し、今年12月よりラスベガスショーやメジャーリーグ観戦チケット等の販売をJTBホームページ内の専用サイトで開始する。さらに、1年以内には、欧州のチケット販売会社とも提携すること等によって、欧州で開催されるオペラやコンサート等のチケット販売も開始したい考えだ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★全世界のエンタメチケット販売サイト構築目指す
　JTB、第一弾で米チケットマスター社と提携
　人気公演約100種を日本語サイトで検索可
　主催者価格と同一額、チケットは当日会場で
★JTB秋の旅行動向海外7.8％、国内37.8％が予定
　海外旅行意欲、20代・50代以上の女性10％以上
　JTB10-11月予約ルック3.4％増、エース2.6％増
★ノースウエスト、NY線運休枠は貨物便で活用
　国交省、未使用枠一定数なければ再配分せず
＜旅行関連＞
★近ツー8月実績、総取扱額4％減とマイナス転化
　海外4カ月連続減、国内も3カ月ぶりにダウン
★HIS8月実績、海外10％増で単月過去最高記録
　月間300億円突破、ネットで間際予約と学生集客
★7～9月の海外旅行DI、予想に反してさらに悪化
　JATA調査、中国アジアの回復遅れ、欧州も悪化
★国交省、中国人訪日団体観光のルール遵守徹底で通達
＜航空関連＞
★関空8月国際線旅客横ばい、邦人前年割れ
　外国人旅客数は8月で過去最高に
★JAL、下期の減便対応で特別早期退職者を募集
　200～300人見込む、中期計画の人員上積みなし
★ANA、成田－上海、厦門臨時便で10月も継続
★JAL、スーパー前売り悟空21を福岡発ソウルに
★CPA、燃油サーチャージ引き上げ、10/1日～
★SIA、燃油サーチャージ引き上げ、10/1～
★AWEとUSAが合併、格安運賃とフルサービス提供を両立
★羽田－金浦チャーターに貨物搭載可能で航空会社動く
＜デスティネーション＞
★スカンジナビア政観、フィヨルドの世界遺産登録で需要拡大に期待
★VisitBritain、英国・湖水地方で日本市場の重要性を強調
★香港料理大賞2005開催、今年は新部門で勝負
★HKTB「ハマル、ミリョク、香港。」下期キャンペーンで特典を一新
＜ホテル＞
★スターウッド、W兄弟ブランド「aloft」発表
　07年初頭に第1号オープン、SF空港などに
＜組織・人事＞
★国交省航空局企画室長に松本氏、事業課総括に長井氏
■為替市況（28日）

back to 日刊旅行通信 INDEX