日刊旅行通信

2005年10月6日

　ジャルパック製販一体に、年内に支店網再構築へ
　JALトラベルをJALセールスに名称変更し強化

　ジャルセールスを日本航空インターナショナルに統合することにより、販売体制は再編される。とくに、企画造成部門に特化していたジャルパックに海外旅行商品販売業務が移管されることで、ジャルセールスに出向していたジャルパック社員はジャルパックに戻る。ジャルパックはジャルセールスに代わり、旅行会社にジャルパック企画商品を卸し販売する形に戻り、以前の製販一体の旅行会社として来年4月から再スタートを切ることになり、年内を目途に支店網を再編成する。
　ジャルパックはジャルセールスに販売を移管する前は、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡に支店、そのほか日本航空が運航する国際線に営業所を設けていたが、スリム化を図る中で支店網を再構築することになる。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★事業会社をJAL-Iに一本化、JALセールスも合併
　JALとJALインターの役員も統一・兼務化へ
　ジャルパック製販一体に、年内に支店網再構築へ
　JALトラベルをJALセールスに名称変更し強化
★HVNミン副社長、今後の安定運航を強調
　プロダクト・セミナー開催、今年1-9月旅客数44％増
　新機材導入で座席供給増強、以遠需要引き続き強化
　ファミリー、カップル、修旅などターゲット拡大にも意欲
＜旅行関連＞
★日本ツーリスト開発がJTB-BTSへ営業譲渡
★JTB8月実績、団体5割弱減で海外旅行17％減
　総取扱額4％減、ルックJTBもマイナスに
★東急観光8月実績総取扱額11.8％減少、訪日は好調
　海外旅行は昨年のアテネ五輪の反動で大幅減
★近ツー、KNTクレジットカード申込書50名分紛失
★宿泊日60日前からの短期型宿泊プラン発売へ
　JTB、仕入れた客室を宿泊施設が自由に設定
★バリ島テロ事件、発生後2日間で相談38件
　JATA、6月苦情相談はサーチャージ再び増加
＜航空関連＞
★ウラジオストク航空、富山線を週3便に増便
★空港線に国際ターミナル駅を新設へ
　京浜急行、2009年12月開業を目指す
★ANA、北京国際マラソンの冠スポンサーに
　ANAの中国での認知度向上の戦略
★CPA、メルマガ新規購読者募集キャンペーン実施
★KAL、割引クーポン付きガイドブック最新版が完成
★インフィニ、「INFINI DATA STATION」展開開始
★AXESS、ホテル・ブッキングキャンペーン実施
＜出入国者統計＞
★9月グアム日本人客速報値、3％増の8万5189人
★マカオ8月日本人客、18.4％増の1.3万人
★香港8月の日本人訪問者数、5.1％減で引き続き減少傾向に
＜デスティネーション＞
★ハワイでのコンベンションやイベント開催を誘致
　地理的な好条件をアピール、日本事務所も開設
★フィンランドの魅力が満載の「FINLAND CAFE」
　11月6日までオープン、最終日にはフリマも
＜ホテル＞
★ウェスティン・グアム、新デラックスルーム誕生
　ロイヤルビーチクラブ利用者へのサービスも拡充
■為替市況（5日）

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