日刊旅行通信

2005年10月17日

　西豪州マガウワン観光大臣、SIT市場に素材アピール
　大型予算でプロモーションを積極展開

　西オーストラリア州のマーク・マガウワン観光大臣がこのほど観光プロモーションのために来日した。同州政府は観光事業に力を入れており、今年のATE2005で発表された通り、観光予算として新たに940万豪ドル（約７億9，900万円）の追加計上。そのうち日本市場向けにはマーケティング・プロモーション予算として150万豪ドル（約1億2，800万円）を確保している。
　マガウワン観光大臣は「西オーストラリア州の観光にとって日本は引き続き重要な市場。2004/05年度(2004年7月-2005年6月)の日本人渡航者数は前年度比7%増のおよそ52,400人となった」と説明、今後も日本の旅行業界との関係を発展させながら、日本市場の拡大を目指していく考えを示した。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★西豪州マガウワン観光大臣、SIT市場に素材アピール
　大型予算でプロモーションを積極展開
　「日豪交流年」での交流拡大に期待
★イタリア政観、マルティーニ新支局長
　地方需要活性化と情報網の確立めざす
　リピーター増加傾向、「ライフスタイル」を強調
　熟年・シニア層には長期滞在の魅力を訴求
＜旅行関連＞
★阪急交通社、中国からのVIP受け入れサービス開始
　企業向けに計画から見送りまでをサポート
★AIU、旅行会社向け代理店資格試験をネットで開始
★近ツー、紛失のKNTカード申込書50枚を発見
★日旅、沖縄料理とリラックスを堪能するツアー発売
★国内旅行業務主任者試験の受験者数、前年比減
＜航空関連＞
★安全性大前提に、利便性追求と“足腰”強化を
　JAL丸山常務、09年向け国内線を強化へ
　供給拡大で、新幹線に近い“便利さ”鍵に
　国内線の営業系システム見直しも課題に
★国際線旅客数は2.7%減、減少幅が拡大
　JALグループ8月、国内線は0.9%減と微減に
★就航路線撤退するか否かは航空会社の判断
　北側大臣、公共交通の重要さは念頭に
★携帯電話利用の「羽田空港ポーターサービス」
　京浜急行、ホテル－空港間は手ぶらで移動可能
★JALグループ「年末年始シルバー割引」「受験生割引」値下げ
★北海道国際航空、1～3月運賃を追加設定
＜デスティネーション＞
★ミラノで「カラヴァッジョとヨーロッパ」展開催
＜ホテル＞
★バリ島・マヤウブドリゾートで「お茶会」を開催
　日本人22人参加、日本のおもてなし精神を披露
＜組織・人事＞
★ANZ、新CEOにロブ・ファイフ氏が就任
■為替市況（14日）

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